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豊橋工科-蒲郡 観戦記(2024年春季東三河地区1次予選)

3月21日に蒲郡球場で行われた第2試合、豊橋工科-蒲郡の観戦記です。
どちらも現チームは初めて見るので、どんなチームか注目しながら観戦しました。

豊橋工科
001000|1 H2 E0
120053|11 H15 E0
蒲郡
(6回コールド)

豊橋工科
山口(1)、山本(10)-井上
蒲郡
荒島(1)、石川航(11)-倉地

投手成績

豊橋工科

山口 4回0/3 78球 被安打11 四球0 三振4 失点7 MAX107km

山本 1回2/3 51球 被安打4 四死球5 三振0 失点4 MAX108km

蒲郡

荒島幸太朗 5回 69球 被安打2 四死球3 三振4 失点1 MAX129km

石川航 1回 17球 被安打0 四球2 三振0 失点0 MAX123km

(出場選手)

豊橋工科

9若山 7黒柳 4鈴木 3松 2井上 5提髪 8伊藤大 1山口→1山本(10) 6藤城

蒲郡

9槇尾(15)→H(9) 8石守 5山出 3吉見 7木谷 1荒島→H岩倉(13)→1石川航(11) 2倉地 6高橋 4平方

(試合経過)

1回裏、2死2塁から4番吉見がタイムリー。蒲郡が先制。1-0
2回裏、1死2塁から8番高橋がタイムリー。2死3塁から1番槇尾がタイムリー。3-0
3回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。3-1
5回裏、無死2,3塁から4番吉見が2点タイムリー。無死1,3塁でピッチャー交代、山本。5番荒島がタイムリー。1死2,3塁からワイルドピッチで1点。2死3塁からパスボールで1点。この回打者一巡で5点。8-1
6回表、ピッチャー交代、石川航。
6回裏、1死1,2塁から代打岩倉が2点タイムリー2ベース。2死満塁から押し出し四球でコールド成立。11-1
蒲郡が大勝しました。

総評

蒲郡の強さが目立ちました。

荒島投手は元東邦-愛知学院大から今ミキハウスにいる荒島投手の弟さんなんですね。勢いのある球を投げていてMAX129kmをマーク。ちょっともったいない形で1点を失ったのですが、いいボールがあるのでどんどんストライクを取って攻めていってほしいですね。

打線は積極的に振っていくスタイルで、強い打球を打っていました。こういう姿勢で継続して戦ってほしい。

豊橋工科もランナーを出してからは盗塁を仕掛ける等、積極的な攻撃が目立ちました。守備もエラーは無かったですしやれることはやっていた印象。リリーフの山本投手は四球が多くもったいなかった。

ピックアップ選手

豊橋工科 松 佑樹 内野手(3年)

4番1塁で出場。4回にレフトオーバーの2ベースを放つ。

豊橋工科 山口 投手

先発して5回途中で降板。無四球で打たせて取る投球を見せました。くせ球でゴロを打たせるタイプ。バックと協力してアウトを増やしたいですね。

豊橋工科 井上 捕手

5番捕手で出場。4回にヒットを放つ。1打席目も投ゴロでしたが打球は速かった。バッテリーエラーがあったのでそこは無くしていきたい。

蒲郡 荒島 幸太朗 投手(3年)

先発して5回を2安打1失点。失点が四球から暴投、暴投で1点だったのでもったいなかった。MAX129kmと公立としてはかなり速い球を持っている。ボールが多かったので、そこは反省したい。

蒲郡 山出 益来 内野手(3年)

3番サードで出場。3安打の猛打賞で広角にヒットを打ちました。盗塁も2つ決めてセンスを感じさせました。

蒲郡 吉見 和倭 内野手(3年)

4番1塁で出場。2安打がいずれもタイムリーで3打点。勝負強さが光りました。

蒲郡 石川 航 投手(3年)

2番手でマウンドに上がり、MAXは123kmながら、上背もあって素質を感じる投手でした。ストライク率を上げていきたい。

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