吉良-科技高豊田 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)
3月22日にトヨタスポーツセンターで行われた第2試合、吉良-科技高豊田の観戦記です。
序盤から点が入る乱戦となりました。
吉良
323002200|12 H15 E4
011002430|11 H14 E2
科技高豊田
吉良
外山(10)、新海(14)、池田(1)-山下
科技高豊田
松尾(11)、才木(18)、平野(17)、柘植(1)-松井、足立、松井
投手成績
吉良
外山泰良 6回 76球 被安打6 四球3 三振1 失点4
新海心那(2年) 0/3 7球 被安打2 四球1 三振0 失点3(自責点2)
池田知耶(3年) 3回 71球 被安打6 四死球3 三振2 失点4(自責点3)
科技高豊田
松尾和真(2年) 1/3 14球 被安打3 死球1 三振0 失点3(自責点2)
才木稜太(3年) 1回2/3 49球 被安打1 四球3 三振3 失点2
平野聖晄(3年) 4回 86球 被安打4 四球3 三振1 失点5(自責点3)
柘植藍人 3回 69球 被安打5 四球2 三振5 失点2
(出場選手)
吉良
5牧 4岩瀬 8加藤 2山下 3石川 9阿部→9大竹(11) 1外山(10)→1新海(14)→1池田(1) 6曽我 7角(12)
科技高豊田
7石川→8→7 8寺本→9 9榊原→2足立(2)→8鈴村(20) 5吉原(15) 3伊藤 2松井(5)→7→2 4戸高(16)→4志自岐(14)→6小出(6)→H今山(13)→4東本(10) 6徳味(4)→4→6 1松尾(11)→1才木(18)→H森岡(19)→1平野(17)→1柘植(1)
(試合経過)
1回表、1死満塁から5番石川が2点タイムリー。1死1,2塁から6番阿部がタイムリー。ここでピッチャー交代、才木。吉良が3点を先制。3-0
2回表、1死1,2塁から2番岩瀬が2点タイムリー2ベース。5-0
2回裏、2死1,2塁から8番徳味がタイムリー。5-1
3回表、ピッチャー交代、平野。1死1,3塁から1番牧がタイムリー。1死満塁からワイルドピッチで1点。1死2,3塁から3番加藤がタイムリー。8-1
3回裏、2死3塁から4番吉原がタイムリー内野安打。8-2
6回表、2死1,3塁から8番曽我が2点タイムリー3ベース。10-2
6回裏、2死1,2塁から牽制エラーで2塁ランナーが生還。2死3塁から7番志自岐がタイムリー2ベース。10-4
7回表、ピッチャー交代、柘植。2死2,3塁から5番石川が2点タイムリー。12-4
7回裏、ピッチャー交代、新海。無死1,3塁から2番寺本がタイムリー。中継エラーの間に1塁ランナーも生還。ここでピッチャー交代、池田。1死3塁から4番吉原がタイムリー。更に2死満塁から8番徳味が押し出し四球。この回打者一巡で4点。12-8
8回裏、1死3塁から3番鈴村が犠牲フライ。2死2塁から5番伊藤がタイムリー。2死満塁から8番徳味が押し出し四球。12-11
吉良が1点差で逃げ切り勝ちました。
総評
序盤は完全に吉良ペース。吉良の打者のスイングが鋭く、科技高豊田の投手陣が序盤から苦しい投球となりました。どんどん振ってくるのですが、それでコースを狙うため、科技高豊田の投手は球数かかさみ、余計に苦しくなる流れ。6回表、7回表には8点差にしたので、コールドで終わるかなと思いましたがそこからの科技高豊田の粘りも見事でした。
科技高豊田は7回、8回の打撃は見事でしたので、それが序盤から出るといいですよね。投手陣は四死球が多かったのでそこが反省点。バックも惜しい守備のあとに長打を食らう場面があったので、しっかりと守って盛り立てたいところですね。
吉良は外山投手が好投しましたが、新海投手、池田投手がつかまり最後は冷や汗をかく流れに。連戦が続くので、投手を変えるのは当然の状況。こういう苦しい流れを抑えきったことをプラスにしたいですね。
ピックアップ選手
吉良 岩瀬 蓮司 内野手(2年)
2番セカンドで出場。3安打2四球1エラーで出塁と全打席で出塁。ライナー系で強い打球が打てていました。
吉良 石川 夢斗 内野手(3年)
5番1塁で出場。2本のタイムリーで4打点の活躍。勝負強さが光りました。
吉良 外山 泰良 投手(3年)
先発して6回を4失点。テンポ良く投げていました。120km台のまっすぐに変化球で組み立て。ランナーを出して粘っていました。打つ方でも2安打のマルチ。主将としてもチームを引っ張ります。
科技高豊田 𠮷原 巧真 内野手(2年)
4番サードで出場。3安打の猛打賞。しっかりと強いスイングで長打も放ちました。
科技高豊田 徳味 歓生 内野手(2年)
8番ショートで出場。途中でセカンドにも入りました。2回にタイムリー。押し出し四球も2つ選びました。
科技高豊田 柘植 藍人 投手(2年)
7回からマウンドへ。120km後半のまっすぐで3イニングで5つ三振を奪いました。ピンチを最小でしのげるようになりたいですね。
両監督の談話は以下。
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