愛知野球通信+

修文学院-誠信 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

3月31日に一宮球場で行われた第1試合、修文学院-誠信の観戦記です。
勝てば県大会進出が決まる大事な試合。誠信相手に修文学院がどう戦うか注目して観戦しました。

修文学院
101100000|3 H5 E3
01001110X|4 H8 E3
誠信

修文学院
長澤(1)、中尾(12)、近田(14)-三浦

誠信
吉浦(1)-鈴木

投手成績

修文学院

長澤魁士 6回 111球 被安打7 四死球6 三振1 失点3(自責点2)

中尾真爽(2年) 1回 20球 被安打1 四球2 三振1 失点1

近田華之丞(2年) 1回 18球 被安打0 死球2 三振1 失点0

誠信

吉浦楓馬 9回 135球 被安打5 四球2(1) 三振3 失点3

(出場選手)

修文学院
8石川 7マリアリ(13) 5冨満 6太田 3頼藤→H平沢(16) 9若杉 1長澤 2三浦 4草河→H永井(7)

誠信
4竹中 6矢賀 2鈴木 9佐藤 3小沢 8土屋 5比嘉門 7中島 1吉浦

(試合経過)

1回表、2死3塁から4番太田がタイムリー。修文学院が先制。1-0
2回裏、2死1,3塁から1番竹中がバントヒットを決めてタイムリーに。1-1
3回表、2死3塁からワイルドピッチで1点。修文学院が勝ち越し。2-1
4回表、無死3塁から5番頼藤の遊ゴロエラーの間に1点。3-1
5回裏、2死1,2塁から6番土屋がタイムリー2ベース。1塁ランナーもホームを狙うもこれはタッチアウトに。3-2
6回裏、無死1,3塁から9番吉浦のスクイズが成功。3-3の同点。
7回裏、ピッチャー交代、中尾。2死1,2塁から8番中島がタイムリー。誠信が逆転。4-3
8回表、2死満塁まで攻めるも6番若杉が倒れ得点ならず。
8回裏、ピッチャー交代、近田。
誠信が競り勝って県大会進出を決めました。

総評

前半は修文学院ペース。後半は誠信ペースで進みました。

修文学院は1番石川選手が出塁して、中軸で返す。これが得点パターン。4番の太田選手は初回にタイムリー。4回には先頭で3ベースと期待通りの活躍を見せて、4回までに3点を奪う。ただ、5回表に石川選手のヒットのあとに投ゴロ併殺打。6回に三人で抑え込まれると流れが誠信に。

投手陣も踏ん張り切れずに1点差で敗れました。

エラー、四球が失点に絡んでしまったこと。そこが反省点。ただ、チームとしてはもう少し点を取りたかったですね。全体的に固さも感じた試合。この経験を次に活かしたいところ。

誠信は先手を許し、5回には同点になりそうなところでホームタッチアウトで1点止まり。流れとしては良くなかったのですが、吉浦投手が6回に三者凡退。連続三振で抑えたところでかなりチームに元気を与えて、そこからしぶとく点を奪う流れとなりました。

もう少し点を取れるチームになりたいところですが・・・。身体の大きい選手も多く、力はありそうなんですけどね。

エラー四球が失点につながった修文学院と、エラーはあったもののそれが失点にはつながらなかった誠信。試合としてはそこの差となりました。

ピックアップ選手

修文学院 太田 敦貴 内野手(3年)

4番ショートで出場。先制のタイムリー。第2打席では先頭で3ベースを放ち3点目につなげました。対応力があり、チャンスでは着実にタイムリーをねらって打つセンスを持つ。

修文学院 石川 颯雅 外野手(2年)

1番センターで出場。3安打1エラーで全打席出塁。ミート力があり、走力も高い。好選手です。

修文学院 長澤 魁士 投手(3年)

先発して6回を3失点。スライダーに特徴。コースを狙う分どうしても球数を要する。ボール先行を減らしたい。

誠信 吉浦 楓馬 投手(3年)

先発して4回まで3失点も5回以降は0を並べる。序盤はカウントを取りに行く球を打たれた印象ですが、中盤以降は変化球を上手く使って打ち取るように。打つ方でも2安打を放ち、センスの高さを見せました。

誠信 土屋 未来斗 外野手(3年)

6番センターで出場。2安打のマルチで5回にはタイムリー2ベースを放つ。コンタクト力が高い。

誠信 中島 勝悟 外野手(3年)

7回に貴重な勝ち越しタイムリー。上手く逆方向に対応しました。

修文学院 唐井監督 談話

(残り 306文字/全文: 1941文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ