愛知野球通信+

【準硬式】名城大-愛知学院大 1回戦 観戦記(準硬式東海地区大学野球リーグ戦)

4月18日にパロマ瑞穂球場で行われた準硬式の大学リーグ、名城大-愛知学院大の1回戦の観戦記です。
今季1部に久々に昇格した愛知学院大が名城大相手にどう戦うかに注目していましたが、大記録が産まれました。

名城大
000000000|0 H0 E5
02002000X|4 H6 E3
愛院大

名城大
濱垣-宇野、永井

愛院大
東-高橋

投手成績

名城大

濱垣快成 8回 101球 被安打5 四球0 三振7 失点4(自責点1)

愛院大

東星志 9回 140球 被安打0 四死球5 三振9 失点0

(出場選手)

名城大
8諌山(1) 7清水(45) 5朝夷名(8)→4 3宇都宮(36)→3山口(25) D松葉(12)→H細江(35)→H松山(46) 9蒔田(24)→H山月(9) 2宇野(3)→H上道(5)→2永井(22) 6井戸(6)→4→6 4石本(33)→6野田(4)→5飯尾(2)

愛知学院大
4高木(4) 6庄司(31) 2高橋(1) 9寺尾(23) 8山田(10) D小坂井(33)→H岡田(2)→R清水(38) 5古川(21) 3牛丸(7) 7見田(17)

(試合経過)

1回表、エラーで先頭の諌山が出塁。盗塁、四球などで1死2,3塁となるも4番5番が連続三振。先制ならず。
2回裏、2死2,3塁から9番見田のタイムリー内野安打に悪送球が重なり2者生還。愛院大が2点先制。2-0
5回裏、1死2,3塁から2番庄司が犠牲フライ。2死3塁からタイムリーエラー。愛院大が2点追加。4-0
7回表、2死から四死球で満塁となるも9番の飯尾を抑えてピンチを脱出。
愛院大の東がノーヒットノーランを達成。愛院大が1回戦を勝ちました。

総評

愛知学院大の東投手がノーヒットノーランを達成。ランナーは結構出ていて(エラーで3、四死球で5)表示が出ていなかったらノーヒットノーランと気づかない感じの投球でしたが、最後までヒットを許さなかった内容は立派。1回、7回にピンチがあったので、そこをしっかりとしのいだのもお見事でした。
本人は5回くらいから意識していたとか。それをやり切ったのはすごいですし、昨年の2位のチームを相手にやったというのが大きいですね。

打線は9番の見田選手の活躍が光りました。またキャッチャーの高橋選手が盗塁を2つ刺してサポート。リードも素晴らしかった。

名城大は守備でミスが目立ち、エラー5つはちょっと多い。濱垣投手は131kmを投げて球威もあったのですが・・・。

名城大はまさかの開幕連敗スタート。切り替えていきたいですね。

ピックアップ選手

名城大 濱垣 快成 投手(金沢 2年)

先発して4失点も自責点は1。そんなに打たれて点を取られたという感じは無かったです。MAX131km。コントロールはよく無四球。安定感の光る投手ですね。

名城大 宇野 拓磨 捕手(豊川 2年)

3打席で2四球。チャンスメイクに貢献。濱垣投手をよくリードしました。

愛知学院大 東 星志 投手(日進西 3年)

ノーヒットノーランはお見事。変化球、スライダーが良く最後まで名城大打線は合わなかった。まっすぐは120km後半ですが、結構空振りも取っていましたね。四死球やエラーでランナーを背負っていたので、表示が無かったらノーノーやっている感じはなかったかも。何にしても素晴らしい記録を達成。おめでとうございます。

愛知学院大 見田 七晟 外野手(大垣商 3年)

9番レフトで出場。2安打のマルチでもう1打席はエラーで出塁したので全打席出塁しました。チームのラッキーボーイでしたね。

愛知学院大 牛丸 慶 内野手(長良 3年)

8番1塁で出場。5回に先頭でヒットを放ち追加点につなげました。

江内谷監督と東投手の談話は会員様のみとなります。

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