愛知野球通信+

愛知ピックアップチーム 紅白戦 観戦記

11月9日に刈谷球場にて行われた愛知ピックアップチームの練習会。午前中はシートノックが行われ、午後1時から紅白戦が行われるということで、観戦しました。

選抜紅
0000210000|3 H6 E0
0000100000|1 H3 E0
選抜白
(10回まで行われる特別ルール)


深津(16)、西脇(18)、軍司(12)、礒田(14)、渡邊(17)-松井


芹澤(11)、山脇(19)、武政(20)、中西(15)、水野(13)-山田、瀧波

投手成績


深津伊歩希(西尾) 2回 22球 被安打0 四球0 三振1 失点0

西脇光世(杜若) 2回 29球 被安打0 四球1 三振4 失点0

軍司拓海(向陽) 2回 23球 被安打2 四球0 三振1 失点0

礒田桜士朗 2回 24球 被安打0 四球0 三振3 失点0

渡邊昂太 2回 16球 被安打1 四球0 三振2 失点0


芹澤大地 2回 37球 被安打1 四球0 三振4 失点0

山脇匠人 2回 24球 被安打0 四球0 三振3 失点0

武政楓生(誠信) 2回 54球 被安打5 四球3 三振0 失点3

中西浩平 2回 23球 被安打0 四球0 三振1 失点0

水野拓海 2回 20球 被安打0 四球0 三振5 失点0

(出場選手)


9鈴木(8) 6淺井(3) 5岡部(10) 7礒田(14)→D→1→1渡邊(17) 2松井(21) 4仲谷(1) D渡邊(17)→7→7武政(20) 3中西(15)→3深津(16) 8水越(24)


9水野(13)→1 6中村(6) 5篠田(7) 7小林(9) 2山田(2)→D→9 4船橋(5) D瀧波(22)→2 3大村(4) 8石川(25)

(試合経過)

5回表、2死1,2塁から9番水越が2点タイムリー2ベース。紅が2点を先制。2-0
5回裏、1死2,3塁から7番瀧波の2ゴロの間に1点。2-1
6回表、2死1,3塁から7番渡邊がタイムリー。3-1
紅が勝ちました。

総評

10人の投手が2イニングずつ投げるということで10回まで試合が行われました。

投手も守備に入りながらでしたし、やはり好投手がどんどん出てくる試合では、野手はなかなか打てないですね。

注目はやはり芹澤投手。8球団のスカウトが見守る中、2イニングを1安打4奪三振。MAXは143km/hとこの時期としては十分な内容の投球でした。先日の中部大春日丘戦のパフォーマンスと比較するとそこまで出ていなかった印象ですが、あくまでも紅白戦ということで、やはり試合とは違うのかなという印象。それでも内容はさすがでしたし、来年も注目される1年になりそうです。監督の田中監督(ユウキ監督)もこんないいピッチャー、久々に見たということで、絶賛していましたね。

投手で目立ったのが、愛工大名電の礒田投手、豊川の中西投手、中部大春日丘の水野投手。

中西投手はこの日全投手で最速の146km/hをマーク。球の圧力もあり、かなりアピールしていました。
野手で目立ったのは芹澤投手からヒットを打った豊橋中央の松井選手。野手として2安打を打った三好の渡邊選手。決勝打を放った阿久比の水越選手。

守備で魅せた淺井選手、仲谷選手。唯一外野オーバーの打球を放った修文学院の石川選手。

いい選手が多い中で、誰が三重ピックアップチームとの試合で目立つかも楽しみです。

ピックアップ選手

三好 渡邊 昂太 投手

7番DHで出場。レフトにも入り、最後はマウンドへ。打つ方で2安打のマルチ。センスの高さを見せる。投げても右の変則のスリークォーターから勢いのある球を投げて1安打無失点。投打で活躍が目立ちました。

阿久比 水越 淳太 外野手

9番センターで出場。5回にチャンスで2点タイムリー2ベースを放ち、勝利打点をあげる。身体も大きいですし、今後楽しみな選手。

愛工大名電 礒田 桜士朗 投手

4番レフトで出場。マウンドは7回から上がり、2イニングをパーフェクト。3奪三振でした。MAXも139km/hとスピードは出ていて、投手としても野手としても能力の高い選手だと感じました。

高蔵寺 芹澤 大地 投手

2イニングで被安打1、4奪三振。MAX143km/h。力を入れた時は球速以上の迫力を感じますし、コントロールが乱れないのがすごい。本番での投球も楽しみです。

愛知啓成 山脇 匠人 投手

3回からマウンドへ上がり、2イニングをパーフェクト。変化球の使い方が上手く、4回の三者連続三振は見事でした。

刈谷工科 小林 駿也 外野手

4番レフトで出場し、5回にヒット1本。反撃につなげました。雰囲気のある打者です。

中部大春日丘 水野 拓海 投手

9回からマウンドへ上がり、2イニングで5奪三振。ストライク先行で、ボールの切れが素晴らしかった。

豊川 中西 浩平 投手

7回からマウンドへ上がり、2イニングをノーヒット。この日全体で最速の146km/hをマーク。速いスライダーとフォークで圧倒しました。

愛知ピックアップチーム田中祐貴監督、岡部主将談話
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