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大垣日大-東海大札幌 観戦記(2024年明治神宮大会高校の部)

11月20日に神宮球場で行われた第2試合、大垣日大-東海大札幌の観戦記です。
大垣日大は中野投手がエースナンバーとなり先発。そのピッチングが注目されました。

大垣日大
000000000|0 H6 E0
30000000X|3 H6 E0
東海大札幌

大垣日大
中野(1)、谷之口(7)-西河

東海大札幌
矢吹(7)、高橋(1)、砂田(11)-鈴木

投手成績
大垣日大
中野翔真(2年) 6回 103球 被安打5 四死球4 三振3 失点3

谷之口翔琉 2回 37球 被安打0 四球1 三振4 失点0

東海大札幌
矢吹太寛 4回 58球 被安打4 四球0 三振4 失点0

高橋英汰 4回 49球 被安打2 四球0 三振1 失点0

砂田左漸(1年) 1回 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)

大垣日大
8山口 4山崎 9貝原 2西河 3藤野 7谷之口→1 1中野→7→7野原(11) 5高橋 6片野→H舩橋(12)→6伊藤(16)

東海大札幌
8太田勝心(15) 6山口 2鈴木 3太田勝馬 7櫻庭(9)→1高橋(1)→1砂田(11) 4八鍬 1矢吹(7)→7 9上田(8) 5宮崎→H佐藤(14)→5

(試合経過)

1回裏、1死1,3塁から4番太田勝馬が2点タイムリー3ベース。2死3塁から6番八鍬がタイムリー内野安打。東海大札幌が3点を先制。
3回表、先頭の8番大橋が2ベース。2死から2番山崎の内野安打。盗塁もあって2死2,3塁と攻めるも3番貝原が倒れ得点ならず。
5回表、ピッチャー交代、高橋。
7回裏、ピッチャー交代、谷之口。
9回表、ピッチャー交代、砂田。
東海大札幌が勝ちました。

総評

大垣日大は中野投手が先発。

立ち上がりを攻められて、初回に2点タイムリー3ベースとタイムリー内野安打で3失点。そこからは立ち直って試合は作ったのですが・・・。

大垣日大打線は序盤からヒットは出ていたものの、3回表のチャンスを生かせず。そこからはチャンスもなかなか作れないまま試合が進んでいく形に。2番手の高橋投手を特に打ちあぐねました。

キャッチャーの西河捕手は盗塁を2つ刺して、許した場面もタイミングはアウト。肩はさすがの速さをみせました。

打線は3点が重く、攻め手が限られた印象でした。元々点を上手く取るチームという印象でしたが、この試合では厳しかったですね。

東海大札幌は投手陣がよかった。矢吹投手は左で139km/hをマークするなどレベルが高かったですし、2番手の高橋投手はスライダーがよかった。

初回にうまく攻めたのが大きかったですね。

ピックアップ選手

大垣日大 西河 遥人 捕手(2年)

4番キャッチャーで出場。ヒットは出なかったものの盗塁は4企画で2つ刺し。最初の盗塁もタイミングはアウトでしたし、肩はやはり素晴らしいですね。打つ方はもうちょっとフリーで打つと能力が出そうな印象です。

大垣日大 谷之口 翔琉 投手(1年)

7回からマウンドへ上がり、2イニングをノーヒット。4奪三振と能力を発揮。切れが戻っていたのがよかったですね。来年にさらに球威が上がっていることを期待。

大垣日大 大橋 侑人 内野手(1年)

8番サードで出場。2安打のマルチ。3回にはチーム唯一の長打となる2ベースを放つ。広角にヒットを放つ。

東海大札幌 矢吹 太寛 投手(2年)

先発して4回を4安打無失点。左で139km/h。大学経由でプロに行けそうなタイプ。

東海大札幌 高橋 英汰 投手(2年)

5回からマウンドへ上がり、4イニングを2安打無失点。ゴロアウトが多く、ストライク先行で打たせて取る投球が光りました。

東海大札幌 太田 勝馬 内野手(2年)

4番ファーストで出場。初回に2点タイムリー3ベースを放ち、結果先制点が決勝点となりました。その後は2四球で出塁。

大垣日大 西河遥人 主将談話

(残り 1007文字/全文: 2490文字)

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