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アルバルク東京対川崎ブレイブサンダースGAME2速報コメント他<試合記事>

©ALVARK TOKYO

1月7日、B.LEAGUE 2023-24 SEASON
アルバルク東京対川崎ブレイブサンダース@代々木第一体育館

<試合結果>
アルバルク 99-76 川崎

試合後の佐藤HC、篠山選手、アドマイティスHC、安藤選手のコメントは以下の通り

<川崎>

佐藤HC

「今日も、昨日に引き続き、こうやって試合をできることに感謝して、スポーツの力で、少しでも心に残るものを作るということがテーマで…。あとは、ニックとJ(ヒース)が不在ということで、インサイドの要がいないなかで、どうステップアップして、他のメンバーで戦うかというところがポイントでした。

内容的には、非常に良い前半を作れていたなかで、前半の終わりに相手にランをつくれたところ。あそこがポイントだったと思っています。(途中から)メインデル選手を(藤井)ユウマにつけてきて、そこでプレッシャーをかけて、ボールを停滞させてきて。そこで、こちらが上手く対処できなくて、ボールを止まったところが大きかったかなと。後半、それに対処するために、チームで攻められるようにということで指示を出しましたけど、そこの後半の出だしの点差が響いたかなと。

随所に選手たちは良いファイトを見せてくれたし、昨日よりもディフェンスのラインも上げて、こちらからしかけるディフェンスができていた時間帯も多かったので。とにかく、このゲームを次につなげて。水曜日には天皇杯があるので、そこに向けてまた準備していきたいと思います」

 (追記:

「『相手の強さは、フィジカルのバトルだ。ボールがある所だけではなくて、動き出す前、スクリーンをかける前、スクリーンをかける瞬間、ボールがない所でのぶつかり合いにも絶対に負けてはいけないぞ! ファールすれすれで挑んでくるフィジカルのバトルで、40分勝ち続けよう』と強調しました。

『どんな(良い)状況でも、全てがパーフェクトに進む試合というのはなかなかない。どんなにリバウンドを頑張っても取られることもあるだろう。

でも、今日の試合ではそういう(苦しい)状況になっても絶対に顔を下げないで、みんなでハドルを組んで、チームで戦い続けよう!』と伝えました。

 

 

 

篠山選手

「誰かがいないというのは、ひとまず置いておいて、昨日の反省として、リバウンド、体のぶつけあい、ポジショニングなどで負けているという話があって。まずは、そこで今日は勝とういう話をして、試合に入りました。

藤井が最初、出足で当たって、非常に良いリズムで入れたと思いますし、前半は、ディフェンスやリバウンドの体のぶつけあいで、何とか粘って、ついていけたと思います。ただ、人数が少なかったので、最終的には、そこがボディーブローのように効いてきました。

もちろん、アルバルクさんのリバウンドの強さやインサイドの強さは、リーグでも随一だと思うので。そこに対して、一番大きい5番ポジションの2人がいなくなるというのは、なかなか厳しいなというのはあります。ただ、その中でも、やれたこと、仕方がなかった部分、と反省しないといけない部分をしっかりと整理して、天皇杯の一発勝負で勝ちきれるように、みんなで整理して、次に向かっていきたいと思います」

 (追記:

「トム(ウィンブッシュ)とかロスコ(アレン)と言うのは、川崎の中でも、1on1で起点になって相手のディフェンスを収縮させる力を持っている2人だと思うので。彼らにオフェンスの中心として、いかに気持ちよくプレーしてもらうか(が大事)。

ただ、トムとロスコももちろんですけど、(藤井)祐眞には2番ポジションとしての役割もあり、飯田も主体的な役割を担える。野崎も、もともとしっかりアタックできる選手です。色々な選手の、色々な強みを、もっと出していけるようなゲームコントロールを、僕が考えていかないといけないと思っています」

ニックが絡むプレーだけではなくて、違う角度からでも、川崎のオフェンスが回るというところを育てていけるチャンスだと思うので。そして、それができれば、ニックが帰ってきたときに、もっと、もっと、厚みのあるオフェンスが展開できると思います。ニックがいなくなったことで、彼に頼らない、頼れない状況です。でも、これは周りが自覚を持って、ステップアップするチャンスでもあるんです。優勝するための良い試練や宿題をもらったような感覚で、ポジティブにやっていければ、まだまだチャンスはありますよ」)

 

<アルバルク>

アドマイティスHC

「チームとしても、昨日と今日の試合は全く違った川崎と戦うことになるということを話してから、試合に入りました。ウインブッシュ選手、藤井選手、ロスコアレン選手、彼らは非常に得点能力の高い選手なので、いつでもスコアできるからです。

Qに藤井選手に17得点とられてしましました。出だしは本当に良くなかった時間帯でした。ただ、そこから残りの3Qでは藤井選手を3得点に抑えて、トータル20得点という形でした。メンタル的には、全体として非常に良い形で試合を運べたと思いますので、昨日と今日、連勝できてよかったと感じています」

(追記:「吉井選手は私が求めることをしっかりとやっていると思います。サイズもありますし、足も速いですし、フィジカル面でも当たり負けしない。そして、彼は向上心の高い選手ですから、試合ごとに自分に磨きをかけて、どんどんチームに貢献してくれる選手だと感じていますし、これから経験を積むことで。さらにチームに必要とされる選手になると思います」)

 

 安藤選手

 「新年一発目の試合で2連勝できたというのは大きいことです。でも、前半は反省点が多い試合だったかなと思います。『チャンピオンを目指すチームならば試合の前半から、ミーティングで話したことを遂行できないといけない』とシーズンが始まってからずっとコーチが話しているので。今日勝ったから良かったということではなく、しっかりと反省して次の試合に向けてまた準備したいなと思います」

 

※追記 後にアップされたこちらのコラムも是非ご覧ください

 

この試合のスタッツは以下の通りです(*速報スタッツなどで一部、試合後のデータと異なる場合がありますがご了承ください)

28454a64a2683e6a92311bc25c8b26ea.pdf

*スタッツの読み方*

縦の軸:「1Q」は1Qだけのスタッツ、「2Q」は2Qだけのスタッツです。

「HT」というのはHT突入時の総スタッツ。「3Qまで」は3Q終了時のスタッツ、「最終」は試合終了時のスタッツです。

横の軸:左から2Pシュートの成功数、試投数、成功率。3Pシュートの成功数、試投数、成功率。FT(フリースロー)成功数、試投数、成功率。

「OR」は「オフェンスリバウンド数」、「R」は「トータルのリバウンド数」。「AS」は「アシスト数」。「TOV」は「ターンオーバー数」。「ST」は「スティール」数。

「TOV得」はターンオーバーからの得点数。「ペイント」は「ペイントエリアからの得点数」。「Sチャンス」は「セカンドチャンスポイント数」。「Fブレイク」は「ファーストブレイクからの得点数」です。

数字に黄色い背景がかかっているもの:通常と比べて多かったり、高かったりするもの。

赤い字で書かれているもの:通常と比べて少なかったり、低かったりするもの。

太字で書かれているもの:上記2種類のうち、著しい値のとき。

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