限界突パ

最下位確定の西武。監督人事より最重視すべき球団トップの人選。GMは誰?改革途上の由々しき問題。【編集長コラム】

1球団だけ流れてくるニュースが異なる。
すでにリーグ最下位が確定しただけに、無理もないといったところだろうか。
功労者二人の引退発表に、監督代行退任の噂。YouTubeなどでは戦力外予想や後任監督の人事が話題になるなど、今の西武ライオンズのチーム状況を如実に表していると言えるだろう。

引退は花道として良いものではあるものの、そうしたいくつもの情報を目にしていて思うのは、西武が一番に取り組むべきことが何かということだ。

もっとも考えるべきことは、今シーズンの低迷の原因をどう整理して、組み直すかである。

周知の通り、松井稼頭央前監督が休養してもチーム状態は好転しなかった。むしろ悪くなったくらいだと考えると低迷の原因はチームビルディングにあると考えるのが真っ当な意見だ。ネットにあるような、監督人事や戦力外はいずれ決めなくてはいけないが、トップの役割をどう評価するかは今考えるべきことと言える。おそらく誰でも思っていることは、松井、渡辺久信の両氏だけが成績不振の責任を取るという状況では誰も納得しないということだ。

(残り 1523文字/全文: 1976文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ