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【中学軟式】佐久長聖中、全日本大会懸けて、3日から北信越予選へ

佐久長聖中は、7月3、4日に富山市民球場で行う第38回全日本少年軟式野球大会北信越ブロック予選会に全国大会出場(1枠)を懸け、県代表として出場する。

↓ 並んで投球練習する加藤(左)と中山

各県代表の6チーム(開催地富山のみ2チーム)がトーナメントで対戦。1回戦不戦勝の長聖は大会2日目、富山・芳野中と石川・星稜中の勝者と準決勝で対戦。勝てば同日の決勝に進み、優勝すると8月の全国大会(横浜)が決まる。

長聖は5月の県大会決勝で筑摩野中(松本市)を1-0で破り2年ぶりに優勝。右2枚、左2枚と投手陣が充実し、好機で一本が出る打線で勝ち上がった。

先発は制球のいい右の中山新太か、球威で押せる左の加藤獅竜が有力。安定感の高い右のベンバサット・イダン・諒、長身左腕の金元一晄が後ろで控える形になりそう。小金沢和範監督は「相手の打線を見て決める」と、各投手の状態は上がっている。

打線は中島大誠主将、谷口裕仁、倉澤貫太朗が中軸。投手の加藤は俊足、強肩でマウンドに上がらないときは外野で上位打線に入る。今季は2死でも得点圏から一本出るケースが多く、小金沢監督は「仕掛けもしていくが、好機での勝負強さにも期待する」。

2日の午後に富山入りし、3日は1回戦を観戦。長聖は2年前も北信越を制し、全国大会に出場している。長聖はここまで、中部日本、中体連の東信大会も優勝するなど好調が続いている(ただし全日本少年で北信越出場のため、中部日本の県大会は辞退)。

↓ 出発前日の1日、自校のグラウンドで練習する長聖ナイン

 

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