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【一般軟式】北信越国体突破へ チームながの始動

8月26、27日に新潟・三条で開く北信越国体に、長野県は今年も選抜編成の「チームながの」で臨む。本国体(10月・鹿児島県)に出場できる3枠をかけ、「ザ・軟式野球」のスタイルで突破を図る。

↓ 強化試合でベンチ前で円陣を組むチームながの

6月の国体選考大会などを参考に、7月末までに最終的に初選出の6人を含む16人を選んだ。他県の代表などと強化試合を数試合行ってきた。

投手は、昨年も本国体で投げた八幡が軸になりそう。初選手の左の大坪は、140㌔の速球とスプリットが武器。先発の可能性もある。竹村も力のあるサウスポーだ。36歳ベテランの中山は安定感が抜群で、計算できる。140㌔右腕の諸本は打撃もよく、外野手としての出場も想定される。

↓ エース格の八幡。BC信濃などでも活躍した

↓ 松商学園高や松大でも活躍した初選出の大坪

↓ ボールに力のある竹村(24)は伸び盛り

野手は「守りを重視した」と村山賢治監督。チームながのに欠かせない1番黒岩、新戦力の渡辺はスピードが魅力。中軸には「たたける打者を置く」(村山監督)と、金澤や坂巻、北澤の経験豊富なベテランを並べ、きっちりと1点を取りに行く。

↓ 昨年まで信越クラブでプレーしていた渡辺はとにかく足が魅力

↓ 不動の4番上田西高OBの坂巻。打ってよし小技よし

1日目に新潟―石川の勝者と対戦し勝てば本国体決定。負ければ2日目の3チームによる敗者復活戦に回り、多ければ2日間で3試合を行うことになる。「初日に決めたいが、最悪3試合を行う投手起用も考えておかないといけない」と村山監督。

普段は硬式のクラブチームでもプレーを続ける大坪(28)は「カウントを悪くせずに、先制されないように試合をつくりたい」と、初選出を意気に感じている。

経験豊富な北澤主将(32)は「国体予選独特の雰囲気を若い選手に伝え、やりやすいよう声掛けする。初日で決めるつもりでチームの方向性は徹底していく」と、結成1カ月ほどのチームをまとめる。

<代表選手>
【投手】
竹村夕馬(松本市役所)
八幡宥喜(ルビコン)
諸本峻明(岡谷市役所)
中山一樹(長野松代総合病院)
大坪右京(あづみ農協)
【捕手】
大和久竣矢(ルビコン)
徳光拓馬(長野松代総合病院)
【内野手】
北澤健二郎(長野松代総合病院)
川上克也(松本市役所)
坂巻智大(佐久総合病院)
渡辺幹太(佐久総合病院)
熊井駿(マナテック)
【外野手】
仮屋将(ルビコン)
金澤直樹(長野松代総合病院)
黒岩広夢(マルニシ)
大熊慎也(長野松代総合病院)
※カッコ内は所属チーム

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