津田大介のメディアの現場

vol.141_メディア/イベントプレイバック《part.2》

メディア/イベントプレイバック《part.2》


僕が出演した番組やトークイベントなどで、内容が面白かったものをテキストで読みやすく再編集してお届けします。原発・放射線の問題や政治全般、著作権、音楽の話までテーマは多岐にわたる予定です。

メディア/イベントプレイバックのpart.1に引き続き、伊藤忠関連の話題をもうひとつお届けします。この数年、低空飛行の日本経済を尻目に、業績好調を維持する総合商社。2014年3月期連結決算では、伊藤忠商事と丸紅が過去最高益を更新。三井物産や三菱商事も含め、大手4社が増益を果たしました。資源ビジネスブームに陰りが見え始めたことで先行きを心配する声もありますが、バブル崩壊後の壊滅的な状態からは見事に復活を遂げたと言えるでしょう。その大きな要因のひとつとされるのが、各社が断行した大胆な経営改革。そこで、元伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎さんに、バブル崩壊から伊藤忠商事の経営をどのようにして立て直したのかを伺いました。企業トップとして数々のむずかしい局面を乗り越えてきた貴重なエピソードに加え、理想のリーダー像についても語っていただいたのでお楽しみに。


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