松沢呉一のビバノン・ライフ

若い健康体に限れば「新型コロナはただの風邪」は正しい表現になった—変われる人・変われない人-(松沢呉一)

オランダ・フィンランド・デンマークが新型コロナ規制をほぼ撤廃—変われる国・変われない国」「祝ゼロコロナ・オリンピック開催—続/変われる国・変われない国」からゆるく続いています。

 

 

新型コロナはたいした病気ではないという認識が広がっている

 

vivanon_sentence 先週末、大久保駅近くの食い物屋から出てきた若いネクタイ姿のグループが店の前でこんな会話を交わしていました。

「いいか、みんな。もし感染していても、この場に誰がいたかは言わないように」

冗談めかした口調ですけど、半分本気でしょう。こっそり写真を撮って公開してやろうかと思いました(笑)。

コロナ禍の当初から、こういう会話は出てましたが、公道でおおっぴらに語られるくらいに「新型コロナは危険な病気ではなくなった」という認識が広まっています。望ましい。

保健所には報告せず、体調が悪かったら黙って家で寝て治せばいいのですが、会社の総務は「誰といたんだ」と聞いてきましょう。そこは黙っているとして、数日病欠するには会社が根拠を欲しがるかもしれない。その場合は検査キットで調べればええじゃろ。品不足らしいですが、あちこちで売られているのを見ます。

あれってメディアが品不足を過剰に煽り立てているだけじゃないんか。探せば1,000円くらいで買えますよ(たぶん値段は今がピーク)。

抗原検査キットは感染した直後や無症状の人については陰性と誤判断される率が高いとされていますが、症状が出ていないんだったら最初から検査しなくていいし、症状が出ているんだったら正確な結果が出るんだから問題なし。

メディアが今伝えるべきことは、若い健康体については家で寝て治せばよく、その原因がCOVID-19であることを確定させる必要はないってことです。病院に行く必要はないのに、メディアが相も変わらず重大な病気扱いしているから、不安になった若い健康体までが病院に行って医療機関を逼迫させています。バカじゃなかろか。

 

 

若年層にワクチンを強いるのは犯罪と言っていい

 

vivanon_sentence

数日前に、おばあちゃんたちが三度目のワクチンを接種をしたという会話を交わしているのを路上で聞きました。路上で盗み聞きするのが私は得意です。

ばあちゃんは「区に勧められたから」と言っていて、年寄りはなお重症化リスクがある、つまりは死ぬリスクがあるのでそれでいいし、自分の判断ができる大人はそうしたければ「毎日でもワクチン打っとけ」と思いますが、子どもはダメだってば。

若い健康体にとってはただの風邪と化しているのに、なおワクチン接種を進めているのはもはや犯罪です。おそらくこれに対しては世界的に訴訟が起きていくでしょうし、若年層へのワクチン接種を進めてきた医療関係者、学校関係者は断罪されるべきです。

簡単には転校出来ないため、ワクチンを接種していないと、「通学できない」「部活ができない」「修学旅行に行けない」という措置は実質の強制です。

これに対しては名古屋のCBCが積極的に取り上げ続けています。

 

 

 

next_vivanon

(残り 1064文字/全文: 2380文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »