日大山形VS山形学院/明暗を分けた初回の攻防<2023夏の山形大会・ゲームレポート>
■大会序盤の注目カードは予想外のコールド決着
優勝候補の一角であるシード校、日大山形の初戦となる2回戦の相手は、1回戦を勝ち上がってきた山形学院。甲子園での采配経験もあるベテラン・滝公男監督が率いるチームだ。山形学院の先発は秋、春と県大会では登板がなかった2年生右腕・本間巧朗。「既に1勝」「経験豊富な監督」「情報の少ない新戦力相手」と、シード校が入りの難しい初戦で敗れる条件が詰まった試合は、今夏の山形大会、序盤戦屈指の好カードといえた。日大山形もそれを十分承知。先発マウンドには最速147キロのエース右腕・菅井颯が上った。
結果は日大山形が10対0で6回コールド勝利。だが、初回の攻防の結果次第では別の展開もあり得たゲームだった。
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