ヤマガタ野球通信

小国ビーグルズ、ひたむきに「地域の力」を見せる<マクドナルド・トーナメント県勢レポート>

 

「小学生の甲子園」とも呼ばれる高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント。第43回となる今年の大会は8月5日(土)に東京で開幕。山形県代表・小国ビーグルズ(初出場/西置賜郡小国町)は6日(日)にS&D 昭島スタジアム(東京都昭島市)で行われた1回戦で鹿児島代表・川内サンダース(4年ぶり13回目)と対戦した。

■幸先よく初回に先制するも……

小国ビーグルズは1回表、1番の山口駿が死球で出塁すると2番・渡部紘の犠打で1死二塁のチャンスをつかみ、3番・髙橋明輝がセンター前にタイムリーヒット。3人で先取点を奪う幸先良いスタートを切った。
しかし、その裏、川内サンダースも小国ビーグルズの先発右腕・齋藤旬惺を攻め、先頭打者の内野安打を足がかりに長打を絡めてすぐさま同点に追いつく。さらに2回裏、齋藤旬惺が制球に苦しみ、連続四球に暴投で1死二、三塁のピンチを招いてしまう。打席には相手の9番打者が入った。

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