東北公益文科大・悲願成就へのステップアップに<南東北大学野球秋季リーグ開幕・県勢レポート>
8月26日(土)、南東北大学野球連盟の秋季リーグが開幕する。加盟6校が優勝、そしてその先にある神宮大会出場を目指す熱い戦いに臨む県勢は2校。春季リーグ2位と惜しくも優勝と全日本大学野球選手権出場を逃した東北公益文科大は、メンバーを新たにリーグ制覇を狙う。
■期待される新戦力の台頭
「例年より4年生の引退が多かったので、この秋は新チームのようなものです」と語るのは、東北公益文科大の横田謙人監督。大学野球は就職などの事情により3年生限り、あるいは4年春をもって選手を引退するケースが珍しくない。東北公益文科大も同様だが、近年はリーグ優勝やプロ野球輩出の好影響で、卒業後も硬式野球を続ける選手が増え、主力選手が4年秋まで選手を全うするケースが増えていた。しかし、この秋は久しぶりに引退する4年生が多く、2位に終わった春とはレギュラーがかなり入れ替わる予定だ。

チームを率いる横田謙人監督。羽黒の監督時代は選抜ベスト4入りの実績を持つ。
東北公益文科大はリーグ優勝経験こそ2度あるものの、いずれも秋。春の王者が出場する全日本大学野球選手権は未経験。来季の悲願達成につなげるためにも、今秋の戦いは成長と経験の場として重要になってくる。
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