ヤマガタ野球通信

7月12日(金)開幕! 高校野球・夏の山形大会展望

いよいよ7月12日(金)、高校野球・夏の山形大会が開幕する。大会は秋春と県大会を連覇した鶴岡東、昨夏の代表校・日大山形が優勝候補だが、何が起こるかわからないのが高校野球。組み合わせの妙もあり、意外なチームが勝ち上がる可能性もある。45校41チームの中から甲子園出場の栄冠をつかむのはどこか? 大会の展望をまとめた。

■大会展望:県完全制覇を狙う鶴岡東、連覇を狙う日大山形を山形城北が追う

優勝争いの軸になるのは秋春と県大会を連覇した鶴岡東と昨夏の代表校・日大山形の2校だろう。選手個々のレベルと層の厚みに試合運びと総合力で他校を頭ひとつリードしている。
投手力では高校日本代表候補にも選出された左腕・櫻井椿稀を筆頭に鶴岡東がリード。最速141キロの速球とカーブ、スライダーを内外角の低めに制球良く決めてくる櫻井は安定感抜群。秋は右腕・梅澤一輝、春は左腕・杉浦朔とそれぞれ日大山形から完投勝利を挙げた2年生も光るなど櫻井のサポート体制も万全だ。その櫻井が4番を打つ打線もつながりがあり、日下心、櫻井のクリーンナップは長打も期待できる。チャンスに強い5番・小林優星、7番・酒井友成の存在も心強い。
ただ、打線のスケールでは日大山形が上かもしれない。

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