三遠ネオフェニックス 大野篤史HC、サーディ・ラベナ選手、大浦颯太選手 A東京戦(2/10)コメント
【試合結果】
2023-24 B1リーグ戦 第23節
2月10日(土)@豊橋市総合体育館 4501人
三遠ネオフェニックス 93-74 アルバルク東京
【試合後コメント】
大野篤史HC(三遠ネオフェニックス)
ディフェンス面のタフさにプラスして、心のタフさが出た試合だと思います。自分たちのディフェンスシステムに則って戦ってくれたおかげで良いディフェンスができましたし、オフェンスに関しては自分たちのスタイルを40分間貫いた良いゲームだったと思います。
―前節のFE名古屋戦を踏まえて、選手たちにどのような言葉をかけたか。
自分たちのバスケットを理解している選手と、それができている選手、それぞれが違うフェーズにいる。理解しているだけで満足している選手がいるので、全員がDO(できる)まで行けるように引き上げていかなければいけないと伝えました。
そのためには、絶え間なく努力し続けなければいけない、まだまだ良くなる要素を探し続けなければいけない。良くなるためにお互いが口を開かなければいけない。そういうことが一番大事だと。
今のままでは自分たちの行きたいところへは行けない。「リレントレス」を全員で大事にしていこうと話しました。
サーディ・ラベナ選手(三遠ネオフェニックス)
タフな入り方ができ、いい試合になったと思います。勝利するためには自分たちのタフさが重要だと思っていたので、しっかりと遂行できてよかったです。A東京は現在リーグ全体の2位で、失点が少ないチームだということはわかっていたので、自分たちのメンタルを保ってゲームをコントロールできたのは本当によかったと思います。
私たちはビッグマンを含めてどの選手が出ても外からシュートを打つことができるラインナップなので、スペースを作ることができる。今日はそのスペースを利用してアタックできたことで、A東京の強みであるインサイドを攻略できたと思います。
ーオフェンスに加え、ディフェンスでのラベナ選手の貢献が大きかったと感じました。
(マッチアップした)メンデル選手はブラジル代表ですが、前々節の島根戦、前節のFE名古屋戦など自分が外国籍選手につく試合が続いている中で、相手選手の強みや傾向をしっかりと理解した上でどう守るのか考えながら取り組んできました。その上で、マインドセット、タフネスをしっかりと発揮できた結果が今日の勝利に繋がりました。明日も引き続きしっかりと戦いたいです。
大浦颯太選手(三遠ネオフェニックス)
A東京はすごくタフで、フィジカルに戦ってくるチーム。前節(FE名古屋戦で)自分たちが良くない試合をした反省点から、今日は自分たちのバスケットをしようとする中で、40分間自分たちらしいバスケができました。途中で気を抜いてしまう場面もありましたが、もう一度チーム一丸となって最後まで戦えたところは、ひとつずつ成長している証だと思います。
今日は東地区首位のチームということでたぶん他の選手も気合が入っていたと思うのですが、この試合をスタンダードにして60試合戦わなければいけないと再認識できました。
―B1個人通算500アシスト達成したことについて
自分の力だけでは達成できない記録ですし、前所属の秋田や三遠のチームメイトたちがシュートを決めてくれて初めてアシストがつくので、チームメイトに感謝しています。チームメイトが得点を決める姿も嬉しいですし、自分のアシストでチームが勝利に向かっていくのも嬉しいです。
―今日は12得点10アシストのダブルダブルの活躍だったが、自身のプレーについての評価は?
佐々木(隆成)選手がいない中で、僕ができるプレーでチームを鼓舞したり、勝利に貢献できればと思っています。特別に何かしようとは考えていませんが、自分らしいプレーができて、今は結果がついてきている。すごく嬉しいですし、自信になっています。次につながるいい経験ができていると感じています。