愛知野球通信+

冬の練習訪問⑥ 岡崎北 編 “思い出の名投手の監督としての現在”

冬の練習訪問の第6弾は岡崎北高校にお邪魔しました。

岡崎北高校を訪れた理由。監督が大西洋輔氏というのが大きな理由の一つでした。

愛知県の高校野球を長くご覧の方は成章の大西投手、というとピンと来る方もいらっしゃるかも。

現在、ヤクルトで活躍するライアンこと小川泰弘投手(成章-創価大)の1学年先輩で、当時は大西さんがエースで小川選手はショート兼控え投手という立場で戦っていました。大西さん自身は1年秋からエース。1年秋、2年秋と2年連続で秋季愛知県大会ベスト8となり、2年連続で東海地区の21世紀枠候補に選ばれるなど、好投手として活躍。 

そんな大西さんが岡崎北高校にいらっしゃると知ったのが2022年の夏大が終わった頃。その後、一度お話を伺いたいと思っていたのですが、なかなか実現せず、ようやく2024年の新春に実現できました。

岡崎北高校の練習の様子や現在の状況、現役の頃から監督になるまでをお聞きしつつ、今後の目標を伺いました。

練習の様子を見つめる大西監督

〇練習について

岡崎北高校は西三河地区で有数の進学校の一つ。1学年のうち、5割以上は国公立大に進学する。授業は月・火・水が7時限授業。木・金が6時限授業。7時限授業の時は練習開始が17時からとなるそうです。

下校時刻の関係で、練習は冬場で1745分までとなり。夏季でも1815分まで。

ものすごく時間は限られるので、優先順位をつけて、平日は練習しているとのこと。 

週末の練習も冬場は土日どちらかだけにして、部活動のガイドラインをできるだけ守る方針。練習試合が出来るころになると、どうしても土日に試合を行うので、今の時期はガイドラインを遵守し、12月は少しでも休みを増やすようにしていた。

この日のメニューはこんな感じ

新年最初の練習日でしたので、神社への参拝もあり、様子を見ながらのメニュー。

冬場の方針としては、9月~12月が身体を大きくするトレーニング中心。1月・2月は実戦形式が中心となり、暖かい日には紅白戦などを行い、春に向けて実戦力を高めていく。

〇県大会の壁

2023年夏
●59旭野

新チーム後のチーム成績
170猿投農林
100高浜
●18岡崎城西
17X16碧南(延長11回タイブレーク)

2
●010西尾東

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