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刈谷北-知立東 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第2試合、刈谷北-知立東の観戦記です。
刈谷北は秋に見た時に好投手がいたのですが、この日は不在の様子。試合は一方的な展開になりました。

刈谷北
00000000|0 H2 E4
10320001|7 H12 E0
知立東
(8回コールド)

刈谷北
長谷川(1)-間瀬
知立東
神谷空(10)、磯貝(1)-森玉

投手成績

刈谷北

長谷川太一 7回0/3 129球 被安打12 四球6(2) 三振8 失点7(自責点5)

知立東

神谷空醍(3年) 3回2/3 59球 被安打1 四死球3 三振4 失点0

磯貝集 4回1/3 43球 被安打1 四球0 三振7 失点0

(出場選手)

刈谷北

6平岡 4狩野 2間瀬 1長谷川 5渡邉 8矢田 3藤岡 7三浦→7角岡(11) 9古澤→9平林(10)

知立東

8岩崎 4若杉 2森玉 9舩曳 6小松 1神谷空(10)→7 3田所 5山本 7早川→1磯貝(1)

 

(試合経過)

1回裏、2死1,3塁から1塁ランナーが挟まれてランダンプレーの間に3塁ランナーが生還。知立東が先制。1-0
3回裏、無死2塁から1番岩崎がタイムリー。無死2塁から2番若杉がバントヒットを決め、1塁送球が逸れる間に2塁ランナーが生還。1死3塁から牽制エラーで1点。4-0
4回表、2死無走者でピッチャー交代、磯貝。
4回裏、1死満塁から2番若杉が2点タイムリー。6-0
8回裏、無死3塁から連続申告敬遠で無死満塁。3番森玉がタイムリーを放ちコールド成立。
知立東が8回コールドで勝ちました。

総評

刈谷北は人数が少なく最後には怪我もあって、申告敬遠の為のベンチからの伝令も出せない状況に。
ライトとレフトはかなり経験が無さそうな選手たちで、打席でもあまり対応が出来ていない感じ。
長谷川投手も何とか粘っていましたが・・・。

最後の場面は先頭の磯貝選手が3ベースを放ち、そこから選手たちの判断で満塁策。ただ、長谷川投手はかなり一杯一杯でしたし、押し出しの危険があるので、無死満塁で勝負した方が良かったかな、と。最後もボール先行からのタイムリーでしたから。こういう経験は今後に活かしてほしいですね。

知立東はエースの磯貝投手が危なげないリリーフ投球。120km前半ですが、ストライク率が高く、どんどん追い込んで打ち取りました。

打線は最終的にはコールドにもっていけましたが、5回~7回もチャンスがあっただけに、少し物足りない内容。足を絡めて点を取ろうという姿勢は見て取れました。2次でも先手を取って優位に立ちたいですね。

ピックアップ選手

刈谷北 長谷川 太一 投手(2年)

4番投手で出場。チームで唯一ヒットを放ち、投手としても最後まで投げ切りました。ランナーを出しても粘れるのは長所。中盤以降、四球が増えたので、そこを減らしていきたい。

知立東 若杉 優太朗 内野手(3年)

2番セカンドで出場。2安打のマルチで4回には貴重な2点タイムリー。バントヒットも見事でした。

知立東 磯貝 集 投手(3年)

2番手でマウンドへ。120km前半のまっすぐとコントロールの良さで刈谷北打線を翻弄。4回1/3で三振7つを奪いました。

知立東 船曳 涼平 外野手(3年)

4番ライトで出場。2安打のマルチ。ライナー系で打球を打てていました。

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