名城大附-豊田北 観戦記(2024年春季愛知県大会)
4月13日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2試合、名城大附-豊田北の観戦記です。
豊田北は現チームは初めて見るので、どんなチームか注目して観戦しました。
名城大附
000001000|1 H4 E0
000000000|0 H5 E4
豊田北
名城大附
黒澤-野呂
豊田北
市川-谷口
投手成績
名城大附
黒澤広正 9回 117球 被安打5 四球0 三振4 失点0
豊田北
市川晃基 9回 128球 被安打4 四球3 三振8 失点1
(出場選手)
名城大附
6畑中優 4平松 5加藤 2野呂 3長谷川 7永津→R鈴木琢→7藤井(15) 9鈴木拓 8関塚 1黒澤
豊田北
8田中陽 4神谷 5内宮 9河合 3二村 7松永 2谷口 6田中駿 1市川
(試合経過)
5回表、1死から振り逃げと9番黒澤のバントヒットで1死1,2塁とするも、1番2番が倒れ0点。
6回表、先頭の加藤が3ベース。1死後5番長谷川が1,2塁間を破るタイムリー。名城大が先制。1-0
6回裏、1死から1番田中陽の内野安打、2番神谷のバントヒット、3番内宮のヒットで1死満塁。2死後、5番二村の遊ゴロでショートが一度弾くも落ち着いて処理して1塁アウト。0点でしのぎます。
名城大附の黒澤が最後まで投げ切って完封。
総評
名城大附の黒澤投手、豊田北の市川投手。両投手の投手戦となりました。お互いにチャンスらしいチャンスは2回ずつくらい。
そこで1点をもぎ取った名城大附に対し、6回裏に攻めきれなかった豊田北。その1点の差となった試合でした。
豊田北の市川投手は120km台中盤から後半のスピードなのですが、緩急、特にカーブ、スライダーの切れが良く名城大附が最後まで苦労。捉えきれませんでした。序盤は結構味方のミスでランナーも背負ったのですが、あわてなかったですし、こういうピッチャーが新基準では威力を発揮するんだな、と感じた投手でした。
黒澤投手は6回にピンチを作ったのですがそこをしのぐと最後まで投げ切りました。渡邉監督は「1番を背負っているから最後までいかせた」とおっしゃっていましたが、エースの期待に応える投球がお見事。
豊田北の最後、二村選手の当たりはレフトフェンスあと5mくらいまで飛ぶ大きな当たり。岡崎RDSじゃなければ、もしくは新基準バットじゃなければ、という惜しい当たりでした。
ピックアップ選手
名城大附 黒澤 広正 投手(3年)
右のスリークォーター。MAXは134km。低めに丁寧に投げる投球スタイルで打たせて取る投球。終盤は力を入れて7回~9回はパーフェクトに。1-0の完封はお見事。打つ方でも2安打と貢献。
名城大附 加藤 拓真 内野手(3年)
6回表に先頭で3ベース。そこまで2三振と会っていなかったですが、ストライクを取りに来る球をしっかりと捉えました。
名城大附 長谷川 昇大 内野手(2年)
5番1塁で出場。1死3塁からしぶとく1,2塁間を破り貴重な先制点を叩き出しました。
豊田北 市川 晃基 投手(3年)
先発して9回を1失点監督。MAXは127kmくらいですが、カーブ、スライダーを操り、名城大附打線を最後まで翻弄しました。三振も8つ奪ったのはお見事でした。
豊田北 二村 地洋 内野手(3年)
5番1塁で出場。ヒットは1本。9回の最後、大きなレフトフライは一瞬いったかと思いました。岡崎RDSでなければ・・・。打撃センスを感じます。
豊田北 松永 空 外野手(3年)
6番レフトで出場。チーム初安打を2回に放ち、1安打1犠打と活躍。
名城大附 渡邉修一 監督 談話
(残り 305文字/全文: 1700文字)
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