東邦－成章 観戦記（2024年春季愛知県大会）
4月20日に小牧球場で行われた第2試合、東邦－成章の観戦記です。
東邦は春に初めて見るのでどんな試合をするか、成章の大谷投手は力があるので東邦相手にどんな投球をするか注目して観戦しました。
東邦
３００３２００｜８ H12 E0
０００００００｜０ H0 E0
成章
（7回コールド）
東邦
宇佐美(1)、片山(10)、加藤(11)－高柳
成章
大谷(1)、小林(6)、大谷(1)－高橋
投手成績
東邦
宇佐美敦斗 5回 50球 被安打0 四球0 三振6 失点0
片山恭 1回 14球 被安打0 四球1 三振2 失点0
加藤琉生 1回 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0
成章
大谷真温 4回 67球 被安打8 四球2 三振3 失点6
小林凌也 3回 51球 被安打4 四球0 三振1 失点2
（出場選手）
東邦
5三浦(7) 8藤江(18) 4大島 3吉井 7小西(8) 9野村 2高柳 6手島 1宇佐美→1片山→1加藤
成章
8田京 4和田 6小林→1 7金子 1大谷→3→1 3寺田(13)→6→3俵田(3) 2高橋 5藤田
（試合経過）
1回表、1死1，3塁から4番吉井が3ランホームラン。東邦が3点を先制。3－0
4回表、1死2，3塁から8番手島がタイムリー。2死2，3塁から1番三浦が2点タイムリー。2死満塁でピッチャー交代、小林。6－0
5回表、2死2，3塁から9番宇佐美が2点タイムリー。8－0
6回裏、ピッチャー交代、片山。
7回表、2死2塁でピッチャー交代、大谷。
7回裏、ピッチャー交代、加藤。
東邦が継投でノーヒットに抑えて快勝。
総評
東邦が7回コールドで快勝。初回に4番吉井選手が3ランホームランを放つと、4回には打線がしぶとくつながって3点。5回表にも2死になりながらも2点タイムリーが出て、コールドの点差にもっていきました。
強く振るスイングが目立ち、低い強い打球を心掛けている印象。成章の投手陣もレベルは高かったのですが上手く攻略しました。
先発の宇佐美投手は左で130km前半。初回に死球2つでちょっとバタバタしましたが、そこをゲッツーでしのいでからはスイスイと投げて5回をノーヒット。上手く試合が作れる投手ですね。
片山投手は142kmをマークするなど速い球を投げていましたし、力のある投手はやはりたくさんいます。
成章は大谷投手が139kmをマーク。小林投手も131kmを投げていてレベルが高かった。ただ、こういう投手は意外と私学は攻略するんですよね。
昨年夏も成章は東邦に敗れていたので、リベンジを、と燃えていたそうですが・・・。こういうレベルの高い投手から点を取れるように残り2か月取り組みたいですね。
ピックアップ選手
東邦 宇佐美 敦斗 投手（3年）
初回に死球を2つ与えてピンチを作るもゲッツーで抑えてそこからは危なげない投球。5回をノーヒットに抑えました。MAXは132km。スライダーとのコンビネーションで試合を作れる投手ですね。
東邦 吉井 悠馬 内野手（3年）
4番1塁で出場。3ランホームランは上手く対応して打った、という感じでした。後の3打席が凡退だったのがちょっと残念。それでもホームランを打てるのは魅力。
東邦 三浦 天和 内野手（3年）
1番サードで出場。2安打で最初のヒットは勢いを与え、4回の2点タイムリーはかなりチームを楽にさせました。
東邦 片山 恭 投手（3年）
6回にマウンドへ、MAX142kmをマーク。ボールに勢いがあります。2死からストレートの四球を出したのは反省点。そういう部分でエースじゃないのかな、と感じました。
東邦 加藤 琉生 投手（2年）
7回にマウンドに上がり三者凡退に。MAX136km。ボールで押し込めていたし、楽しみな右腕ですね。
成章 大谷 真温 投手（3年）
先発して4回途中で6失点。MAXは139km。スライダーやカット、チェンジアップなどで東邦打線に立ち向かっていました。将来性はまだまだ高そうな右腕。
成章 小林 凌也 内野手・投手（3年）
3番ショートでスタメン。途中からマウンドへ。MAX131kmをマークし東邦打線にも低めを中心にしっかりと投げて好投を見せました。
東邦 山田祐輔 監督 談話
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