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朝日大-岐阜聖徳学園大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ)

4月27日にカヤバスタジアムで行われた第3試合、朝日大-岐阜聖徳学園大の1回戦の観戦記となります。
全勝同士の一戦。優勝争いを左右するカードの初戦となりました。

朝日大
000000000|0 H8 E1
00002100X|3 H6 E1
岐阜聖徳学園大

朝日大
下里(19)、比嘉(14)-坂田

岐阜聖徳学園大
有賀(20)、清水(18)-実山

投手成績

朝日大
下里琉稀 6回 78球 被安打5 四球1 三振2 失点3

比嘉晟那(沖縄水産 2年) 2回 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0

岐阜聖徳学園大
有賀達彦 8回 105球 被安打7 四球1 三振2 失点0

清水鳳史(愛知啓成 1年) 1回 18球 被安打1 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
朝日大
9片野(5) 3伊藤(10) 8野田(4) D川本(1) 6廣瀬(6) 2坂田(29)→H安立(12) 7二村(7) 4田中(2)→H金子(9) 5林(38)

岐阜聖徳学園大
7佐藤(2)→H福村(4)→7 6横尾(6) 9前田(8) 3新谷(5) D衣川(19) 5佐藤(1) 4小池(24) 8上林(29) 2実山(7)

(試合経過)

1回表、1死1,3塁のチャンスで4番川本が三振。5番廣瀬がライトフライに倒れ先制ならず。
1回裏、内野安打とワイルドピッチ、犠打で1死3塁とするも3番前田4番新谷が倒れ得点ならず。
5回表、先頭がエラーで出たあと、1番片野のところでエンドランを仕掛けるもショートライナーになり、1塁ランナーが戻り切れずゲッツー。その後にヒットが出るも得点ならず。
5回裏、先頭の佐藤が四球。7番小池の犠打をピッチャーの下里がエラーをして無死1,2塁。犠打で1死2,3塁として9番実山が2点タイムリー。岐阜聖徳学園大が先制。2-0
6回裏、1死2塁から5番衣川がタイムリー。3-0
7回裏、ピッチャー交代、比嘉。
9回表、ピッチャー交代、清水。
岐阜聖徳学園大が首位対決を先勝。

総評

1回にお互いにチャンスを作りながら得点ならず。

そこから膠着していきます。朝日大の方がランナーは多く出していたのですが、なかなか得点は出来ない展開。

5回表裏の攻防が勝敗を分けました。

どちらもエラーが絡んだチャンス。朝日大はエンドランを仕掛けて裏目。岐阜聖徳学園大は犠打でチャンスを広げて2点タイムリー。岐阜聖徳学園大の得点には四球も絡んでいるので、やはり四球、エラーは駄目というのがよく分かる試合になりました。

岐阜聖徳学園大の有賀投手はやはり経験豊富。下里投手との我慢比べにも技術で上回って投げ勝ちました。

最後岐阜聖徳学園大はルーキーの清水投手が登板。いきなりヒットは許すも、そこから三者三振。MAX147km出ていたとのこと。大事な場面を任せられるようになっていきそうです。

ピックアップ選手

朝日大 野田 新大 外野手(市岐阜商 3年)

3番センターで出場。2安打のマルチで2ベースも放ちました。有賀投手に合っていた印象です。

朝日大 二村 竜矢 外野手(中津商 2年)

7番レフトで出場。2安打のマルチ。ランナーがいない場面でのヒットだったのが惜しい。

朝日大 下里 琉稀 投手(海津明誠 3年)

先発して4回までは2安打でしっかりと試合を作る。5回は自らのエラーからピンチが広がっての失点だったのが痛かった。それでも安定感が光る投手。

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 4年)

先発して8回を7安打1四球で無失点。ゴロを打たせていてヒットもゴロヒットが多く、持ち味を十分に発揮しての好投。エースとしての経験豊富差をしっかりと見せました。

岐阜聖徳学園大 実山 究太 捕手(生光学園 3年)

9番捕手で出場。5回の先制2点タイムリーは詰まっていましたが、気持ちで持っていきました。守備重視で起用されていますが、こういう意外性を発揮してくれるとチームは助かりますね。

岐阜聖徳学園大 衣川 大樹 捕手(東海大諏訪 2年)

5番DHで出場。6回に貴重な3点目のタイムリーを放ちました。チャンスで1本打つのが仕事。この日はしっかりと果たしました。

岐阜聖徳学園大 近藤真市 監督 談話

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