Bをかたーる首都圏版。ミムラユウスケWEBマガジン

宇都宮ブレックス対川崎ブレイブサンダースGAME1 追加コメント<試合記事>

<宇都宮>

ニュービル選手

 

――勝利をつかんだ瞬間の気持ちは?

「ファンのみなさんの存在というのが、ブレックスというチームに来たかった理由でもありますし、ブレックスファミリーの一員になりたかった要因でもあるので。緊迫した状況をファンのみなさんがより、理解して、それにこたえるように、より大きな声援を送ってくれたりすることが、本当に素晴らしいなと思います。そんなファンのみなさんにためにももっと良いパフォーマンスをしていきたいなと思います」

 

――PGの鵤選手が欠場したなかで、彼の役割を担っている時間帯も長かったようにみえましたが?

「鵤選手がぬけたことで、そこまで何か特別、自分の役割やプレーをかえないといけないという意識はなくて。鵤選手がいる状態でも、試合のなかで自分がPG(の役割)を担う時間帯もあります。なので、自分のやるべきことをしっかりやろうという意識で臨みました。

中地区1位のチームに勝てたという結果ですので、自分のパフォーマンスも、そういった役割の面でのパフォーマンスもよくできたということではないかなと思います」

 

渡邉選手

 

――名古屋戦や三遠との2戦目も後半に逆転できましたが、今日みたいな戦いぶりは自信につながりますか?

「自信になります。あと、だいぶ前になるんですけど、三河戦だったかな、(プレーできる)人数を欠いたときに、数少ないメンバーで、強敵を倒したというような実績が……。それがどうと言うわけではないですけど、メンバーが代わっても、川崎さんという強豪を相手にホームで勝ち切るというのは去年のシーズンには見られなかったことだと思います。新しく来たメンバーも含め、若いメンバーも含め、ずっといるメンバーも含めて、ブレックスの選手として戦うという……ある種、プライドを持った試合ができた。それはシーズン終盤の大事な試合だったり、日本一を決めるシチュエーションの時に、絶対的な、精神的な支えになる経験だと思うので。非常に大きな勝利だなと思います」

 

――第4Qの終盤以降は藤井選手とファジーカス選手のツーメンゲームを上手く守れていたのでは?

「ディフェンスは正直、水曜日の秋田の試合でもよかったとは思います。ただ、オフェンスのスペーシングだったり、自信をもってシュートを打つところだったり、決めきることがこの前の水曜日できなかったので。最後の場面も、チームファールがたまっていて、(ファールをすると)ボーナス(のフリースローが与えられてしまう)のシチュエーションでした。強度を上げるのは難しかったんですけど、そのなかのぎりぎりの状況で、遠藤だったり、他のメンバーもそうですけど、相手があれだけビックラインナップをしてきたなかで、ファールをせずに(やれた)。リバウンドをとられたり、ファーストブレイクを出されたりした場面はありますけど、逆転されても食いついたというところは、うちのチームらしさです」

 (以下、追記:

渡邉選手

「去年は12月に、1人、2人と選手を欠いたときに、そこの穴を埋めるとか、どうにかして、ブレックスのエナジーの部分を出すということができなかったので。今月、去年と似たようなシチュエーションが来たときに、簡単に負けてしまうようだと、正直、また同じことを繰り返すことになります。メンバーが変わって、期待をされているかもしれないですけど……。

 

結局、同じことを繰り返すようでは、何の成長にもなっていないじゃないですか。いくら僕らに経験値があろうが、良いメンバーが入ろうが、同じことを繰り返したら、何の成長もないので。遠藤も僕も(今シーズンは)あまり出られない試合もありましたけど、(去年と)同じシチュエーションになったときに、奮起しないと、正直、僕らの存在価値はない。そういう意識が僕にはありました。なぜ、僕が、今、この場面で使われるのか。なぜ、このチームで必要とされているのか。根本的なものに立ち返ると、やはり、自分の良さを出さないといけないし。苦しい時にチームを助けないといけない」

 

佐々HC

 

「今日は最後の時間帯も、DJ(ニュービル)が主導権を持ってやってはいたんですけど……(そのまえに)彼がボールを運んできて、ずっと孤立してやっていた時間帯があって。ただ、最後の2分間で、渡邉や遠藤が(チームの攻撃のリズムを作り出し、それを守る相手に的を絞らせないために)『もう一回(みんなで)ボールを回そう』、『やはり、みんな回したほうがいいですよね』という話をしてくれました。本当に、みんながリーダーシップをとりながら、『じゃ、1回(パスを)回していこう』となったのが、今日、勝った要因だと思います」

 )

 

竹内選手

 

――プレータイムが増えていますが、コンディション面で気をつかうところは?

「自分のプレースタイル的に3分から5分出て、そこでバーッと活躍するタイプではないので。長い時間出て流れのなかで、こういうプレーが必要だと判断してやるのが、昔から得意だったので。けど……38分も出るなんて全くおもっていなかったので、疲労の部分はやっぱり、あります。今日の延長でロストアレン選手に『AND1』のプレーを許したことなんかは本当にやってはいけないことだったし。まぁ、明日試合がなければ(休めるのに)なと、いま少し思っています()

 

 

<川崎>

藤井選手

——スリーポイントの確率はかなり高くなっていましたが、その一方で、ターンオーバーからの失点をかなり許していました。あの展開をどう捉えていましたか?

「僕も1本、無駄なターンオーバーをしました。リズムに乗れそうな時に不要なターンオーバーで相手にリズムが行くみたいな……場面が結構あるんですけど、今日はそういうのは意外になくて。みんな、集中していました。1つのターンオーバーの後でも、しっかり、ディフェンスを意識してやっていました。第2Qでは開始1分でチームファールがたまってしまったんですけど、そこからよく集中して、ノーファールで良いディフェンスができていたと思いますし。集中力の部分で、今日はそういうところを補えていたのかなと。みんな、しっかり、ディフェンスにフォーカスしてできていたのかなと言うふうに思っています」

——比江島選手のセレブレーションをマネしたシーンについては?

「プレシーズンゲームをやったときに、比江島選手に『(あのポーズを自分も)やって良いの?』と一応、許可をもらっていて。その結果、許可が出たので、どこかのタイミングでやろうかなと思っていました。

今日、ポンポンポンと(シュートが)入ったので。しかも、そのときはマッチアップしていて、彼に決められた後だったので、『今だ!』と思ったんです」

だけど、『(あのセレブレーションを)したけど、見た?』と聞いたら、『見ていない』と言われて。多分靴か、靴下を直していて。目の前でやっていたのに見てもらえなくて……ちょっと、寂しいです(笑)」

 

追記:*あとに公開された、以下の引用コラムもご覧ください

 

単なる”煽り”ではない。藤井と比江島がバスケの試合に加えたエンタメ<コラム記事>

 

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