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横浜ビー・コルセアーズ対ファイティングイーグルス名古屋 速報記事<試合記事>

12月20日、B.LEAGUE 2023-24 SEASON 第13節

横浜ビー・コルセアーズ対ファイティングイーグルス名古屋

<試合結果>
横浜71 – 62名古屋

試合後の杉本選手、佐土原選手、青木HC、森井選手、河村選手のコメントは以下の通り。

<名古屋>

杉本選手

「最終的に横浜さんのやりたいバスケというか……河村選手を起点に試合を運ばれてしまったので、そこが敗因かなと思っています。

自分たちは横浜戦に臨むにあたって、河村選手がやってくるというのはわかっていたし、前半は確か一桁(6得点)に抑えていたのですが、後半はそこを起点にやられてしまったので。ディフェンスが課題になったなという印象です。

シンプルに横浜さんのあのブースターさん、すごかったですね。ホームの力がすごいというのは僕たちもわかるので。そのなかで飲まれて……ではないですけど、自分たちのチームのバスケができなかったというのはありました」

 

佐土原選手

「同じ地区と言うことで、負けられない戦いではありました。先週の土日に仙台さんと一勝一敗でしたけど、日曜日に勝って、少しですが勢いをつけてこの試合に臨めたと思います。

前半にその良い流れがすごくしっかり繋げられたのかなと思っています。前半は(河村)勇輝を6点に抑えていたというところからも、チーム全体としてよく守れていたと感じます。他にも、ユトフ選手も、うまく守れていたと思うので。ゲームプラン通りに前半は進んでいたかなと思っています。

第3Qは勇輝がやってくるというのはわかっていましたし、ユトフ選手もアタックしてくるということはわかってはいたのですが、向こうの方がオフェンス能力的にも高くて。ただ、自分たちのゲームプラン通りではなかったにしても、自分たちの良い流れをちゃんと持ってこられてはいました。

ただ4Qで3点しか取れなかったと言うところに敗因があったかなと思っていて。十何点開いたときに、その差を10点台から20点台にすると言うところが、自分たちの課題で。チームには新しいメンバーも入ってきて、今は土台作りの時間でもあるので、チーム一丸となって、もっと集中力を高めてやっていかないといけない。それを4Qのあとに、すごく感じました」

<横浜>

青木HC

「前半は本当にソフトに入ってしまって、ここ数試合見せていたタフさが見られませんでした。そこにしっかり気づいて、後半にアジャストできたのが1番の収穫かなと。特に、こういうロースコアの試合……(3Pシュートの)当たりがなかなか来ない試合の中で、我慢を重ねて、最後に勝ち切れたことは、また1つ、チームの成長につながったんじゃないかなと感じています。

(相手のリードが)13点差開いたところがあったんですけど、そこでも(気持ちが)切れずに、また自分たちでカムバックできた。その時のチームの集中力。(チームの状態が)少しずつですが、本当に変わってきているなと言うふうに感じています。

第3Qの残りの約2分から、第4Qにかけて失点が3点。ディフェンスでしっかり耐え抜いたところと、オフェンスで(3Pシュートが)入らずに色々と苦しんだなかでも、しっかりアタックを続けたところは、すごくよかったんじゃないかなと思います。

今日の試合では、特に、『ターンオーバーからの得点をあげないこと』、『相手のファーストブレイクからの1対1をどうやって止めるか』がキーだったと思うので。それがなかなかできなかった前半と、そこを締めてしっかりとゲームを戻した後半だったと思います。これからアウェーにいき、年末には(ホームで)同地区の三河と試合があるので、そこまでに強くなって帰ってこられるようにチームとして準備していきたいと思います」

森井選手

「先週の水曜日(天皇杯の渋谷戦)から、チームとして、本当に少しずつですが、我慢強く戦うことができています。シーズン前半戦では結果もついてこなくて、優勝という目標には程遠い結果になっていたんですけど……。

先週の水曜日、もっと言えば先週の秋田戦の2日目から、リバウンドの意識だったり、チームとしての我慢強さであったり、本来、ビーコルが1番大切にしているところが徐々に出てきたのかなと言う印象です。今日も苦しい戦いになるとわかっていて、1Qからしっかり入ろうという話をしていたんですけど、前半思ったような自分たちのバスケットがなかなかできませんでした。

シーズン前半戦だと(今日のような前半終了時の状況では)そのまま終わってしまうことが多かったのですが3Qはもちろん、特に4Qのディフェンス(がとてもよかった)。粘り強さなど、ビーコルの強さにつながるような、自信になるようなゲームだったんじゃないかなと思います」

河村選手

「前半はすごくオフェンスではターンオーバーが多かったり、ディフェンスもかなりソフトな状態があって。チームとして、4Qにずっと我慢して、良いディフェンスの強度でやれたのはチームとして良かった部分ではあります。

でもやはり、40分間を全部を通してみると、良かったと言える内容では決してなかったので。そこはやはり修正が必要だと思います。

前半の状況、第3Qの(相手の)0 − 9のラン(*連続得点)の状況が続いてしまうと、これからは大変な試合になってしまいます。

もちろん、負けから学ぶことは多いですけど、こういう勝たないといけない状況の中で、勝って反省できるとことはプラスにとらえたいです」

 

*追記 この試合のあとに書かれた、『こちらのコラム』もぜひご一読ください!

 

この試合のスタッツは以下の通りです(*速報スタッツなどで一部、試合後のデータと異なる場合がありますがご了承ください)

2ed57208a4032267383677cfca9158a6.pdf

*スタッツの読み方*

縦の軸:「1Q」は1Qだけのスタッツ、「2Q」は2Qだけのスタッツです。

「HT」というのはHT突入時の総スタッツ。「3Qまで」は3Q終了時のスタッツ、「最終」は試合終了時のスタッツです。

横の軸:左から2Pシュートの成功数、試投数、成功率。3Pシュートの成功数、試投数、成功率。FT(フリースロー)成功数、試投数、成功率。

「OR」は「オフェンスリバウンド数」、「R」は「トータルのリバウンド数」。「AS」は「アシスト数」。「TOV」は「ターンオーバー数」。「ST」は「スティール」数。

「TOV得」はターンオーバーからの得点数。「ペイント」は「ペイントエリアからの得点数」。「Sチャンス」は「セカンドチャンスポイント数」。「Fブレイク」は「ファーストブレイクからの得点数」です。

数字に黄色い背景がかかっているもの:通常と比べて多かったり、高かったりするもの。

赤い字で書かれているもの:通常と比べて少なかったり、低かったりするもの。

太字で書かれているもの:上記2種類のうち、著しい値のとき。

 

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