民主主義に参加する-国民はデモ、政権党はデマ(松沢呉一) -2,231文字-
本日は渋谷で高校生のデモ
このところ、珍しく私は仕事に追われていて、「ビバノンライフ」の更新も滞りがち。
なんで仕事が終わらないのかと言えば、デモに行くことが多いためです。そのため、まだ仕事が終わらず、行けるかどうか微妙ですけど、本日8月2日はこれです。
15時半に代々木公園のケヤキ並木集合。NHKの脇です。デモは16時スタート。
呼びかけは高校生ですが、すべての世代が参加可。
これ以外にも渋谷や吉祥寺、さらには全国各地でデモがあるので、仕事の合間に、デートの合間に、買い物の合間にお出かけください。
民主主義はこれだ!
感慨深いです。先日も書きましたが、『デモいこ!』で「デモ無効論」こそが無効であると書きました。「デモなんてやっても社会は変わらない」などと言っているヤツらが多いから社会は変わらないのだと。
そりゃ、この30年、40年の間に青春期を過ごした人々の多くは、デモに参加することはダサくてカッコ悪いとしてきたわけですから、いまさら「それこそが民主主義なのだ」と言われても実感はないのだろうと思います。そんな大事なことをやらずに済ませてきた責任まで問われますから、意味がないことにしないとやってられないのでしょうけど、それが間違っていたことはSEALDsが、そして、それ以外の多くの人たちが今まさに証明しつつあります。
「民主主義って何だ?」と問われて口を噤む人たち、「選挙だ」としか答えられない人たちを尻目に、颯爽と「民主主義はこれだ」と答えられる人たちの登場。
国会の外に憲法がある
先週金曜日も、私はあざらしとして自主警備をしていたため、スピーチはまったく聴いていないのですが、翌日、水島朝穂早大教授の動画を観て涙が出そうになりましたよ。
『民主主義って何だ』って彼らが問うたら、『これだ』と言ったんですよ。私、初めて、憲法やって33年、飯食って来ましたが、今日、初めて、憲法って何だって分かりました。
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