松沢呉一のビバノン・ライフ

Colaboを正義連につなげたのはおそらく矯風会—Colabo✖️暇空茜[傍流編21]-(松沢呉一)-[無料記事]

BS・日テレ「深層ニュース」を観る—Colabo×暇空茜[傍流編20]」の続きですが、内容は「矯風会とColaboの接点—Colabo×暇空茜[傍流編19]」から続いてます。

 

 

矯風会と仁藤夢乃の関わり

 

vivanon_sentenceColaboの弁護団から、角田由紀子弁護士が外れたようです。

自分から退いたのか、Colaboや他の弁護士が引導を渡したのか知らないですが、そりゃ、何が問題になっているのかも理解せず、Colaboやその周辺団体とベタベタな関係にある立場から、なんとしてもお仲間の利益を守りたい気持ちだけが空回りして、頓珍漢な発言をするだけの人物は、役に立たないだけでなく、「useful idiot」になりかねないですから、消えるのは賢明として、議員会館を使ってあれだけの誹謗中傷発言をした事実、それに対する批判や抗議を受けた事実は消えません。Colaboはその動画をいまだに公開していますしね。私も繰り返し埋め込んでますが、彼らの滑稽さを拡散するためです。批判や抗議に対して、角田弁護士は釈明や謝罪が必要でしょうに。

この辺の人たちの共通した特性です。責任を取らず、謝罪もできない。草津町長及び草津町に対する悪質な誹謗中傷、名誉毀損をやらかした全国フェミニスト議員連盟北原みのりはすぐさま謝罪せよ。この件についてはそのうち改めて取り上げようと思ってます。

こういった人々の総本山とでも言うべき組織が矯風会です。「矯風会とColaboの接点—Colabo×暇空茜[傍流編19]」で見た「エコーニュース」の「一般社団法人コラボの分析(22)キリスト教婦人矯風会とコラボ①」に続く「一般社団法人Colaboの分析(23)矯風会とコラボ②」はColaboと矯風会との関わりについて。

 

 

 

 

矯風会のサイトで仁藤夢乃を検索しても、「一般社団法人Colaboの分析(23)矯風会とコラボ②」に出ている2015年7月13日に行われた矯風会主催の講演会しか引っかかりません。

 

 

仁藤夢乃が海外メディアに嘘八百を語っていた時期とほとんど同じです。そんな人物の講演会をよくもまあやるものですが、これぞ矯風会。自分たちにとって利用価値があるかどうかが絶対的な基準であって、矢島揖子初代会頭だけでなく、矯風会にはウソがつきものです。似たもの同士。

その一例は「扉のない大門をどうやって閉めたのか-「吉原炎上」間違い探し 10震災に乗じてデマを流した人々-「吉原炎上」間違い探し 11」を参照のこと。強く批判されたにもかかわらず、大正時代から戦後まで、矯風会はデマを拡散し続けました。

宗教人のすべてがそうだとは言えないですけど、宗教人の中には神の思し召しに合致する方向であればウソは許されると考える人たちがいるのだと思います。

 

 

ズブズブたちが集結する矯風会の機関誌

 

vivanon_sentence矯風会主催の仁藤夢乃講演会はこの1回だと思われますが、仁藤夢乃と矯風会との関係はそれだけではありません。

一般社団法人Colaboの分析(23)矯風会とコラボ②」では、矯風会の機関誌「K-PEACE」が取り上げられています。

私はこの機関誌を見たことがないですが、この記事で使われている2018年2月号「K-PEACE」の目次を見るだけで、どういう内容かだいたいわかります。

 

 

 

仁藤夢乃の名前がありますね。

寺岡シホ子は矯風会の理事。飯田瑞穂は矯風会理事長。藤原紀代子は矯風会九州部会。田口道子ぱっぷすの元理事長。

梁澄子(ヤン・チンジャ)は一般社団法人「希望のたね基金」の代表理事で、「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」にも名を連ねています。北原みのりはこの「希望のたね基金」の理事であり、この団体の顧問は角田由紀子弁護士、幹事は太田啓子弁護士です。ズブズブ・グループの方々が芋づる式に。

「希望のたね基金」は、2016年に結成された韓国の正義連に呼応する形で2017年6月に結成された団体です。日本との和解を求める元慰安婦たちを排除して、問題解決を遠ざけ、金集めをやって横領してきた尹美香理事長とリンクする形で日本での活動をやってきたように見えますし、今もなお正義連をサポートしています。

 

正義連のサイトより2021年6月9日付「1495차 수요시위 기자회견 – 희망씨앗기금(일본)

 

この記事は1495回水曜デモに参加した「希望のたね基金」代表による記者会見の模様です。この中で、日本の青年たちを韓国に連れていくプロジェクトをやっている旨を語っています。仁藤夢乃さんもこのプロジェクトで韓国に行ったのですかね。

正義連の前身である挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)が1990年に創立され、同年始められたのが水曜デモです。その当時から、矯風会はこれをサポートしてきたので、矯風会から希望のたね基金、そしてColaboというつながりで正義連との関係ができたのだろうと推測できます。

不思議ですね。この中には仁藤夢乃や北原みのりのように、フェミニストを自称している人たちがいます。本来、道徳団体とフェミニズムは相反する関係にあるはずなのに、なぜ手を握ることができるのでありましょうか。これについては次回

 

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