ヤマガタ野球通信

高校野球・春季山形県大会のシード校が決定

4月27日(土)から30日(日)まで、県内各地の球場で開催された春季県大会のシード権をかけたシード決定ブロック大会が終了。
出場45校・41チームが8ブロックに分かれて春季県大会のシード権を争った大会、シード権を獲得したのは以下のチームとなった。

Aブロック 山形城北
Bブロック 山形中央
Cブロック 山形南
Dブロック 東海大山形
Eブロック 九里学園
Fブロック 山形学院
Gブロック 日大山形
Hブロック 鶴岡東

終わってみれば8ブロック中、7ブロックがシード校が順当に春季県大会のシード権を獲得する結果となった。

唯一、羽黒がシード校として初戦敗退となったが、相手は秋に接戦を演じた山形学院。このブロック大会でもスコアは3対1と力は拮抗しているだけに番狂わせとは言えないだろう。羽黒は昨秋、エース格だった2年生右腕・曽我瑠仁が先発回避をした影響も考えられる。打線は昨年から小柄ながら長打が増えていた宮下拓夢が本塁打を放つなど、それほど心配はなさそうである。
逆を言えば、春季県大会はノーシードとなる羽黒がどのブロックに入るかは、有力校の戦いに影響を与えそうである。

■成長していた選手たち

4月30日(火)は各ブロックで決勝戦が開催されたが、AブロックとFブロックの決勝が行われた鶴岡ドリームスタジアムに足を運んでみた。お目当てはAブロックのシード校、山形城北のスラッガー・小野村駆流の成長ぶりと、Fブロックで羽黒に勝利した山形学院である。
小野村は相変わらず鋭いスイングを披露していた。

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