【無料記事】11/6(土) 安田浩一・金井真紀『戦争とバスタオル』出版記念トークイベント「お風呂、戦争、そして移民のはなし」
その『戦争とバスタオル』(安田浩一・金井真紀/亜紀書房)の書評が今日の朝日新聞に掲載。Webサイトの「好書好日」でも読めます。https://t.co/HxE1rZGTtt
当店では希少な著者二名のサイン本をご用意しています。https://t.co/x2nCVews4C pic.twitter.com/DdbGkaABxC— ポルベニールブックストア@大船駅東口 コロナで短縮営業中18時まで (@porvenir_books1) November 5, 2021
11/6(土) 【会場&オンライン】安田浩一・金井真紀『戦争とバスタオル』出版記念トークイベント「お風呂、戦争、そして移民のはなし」開催のお知らせ (※会場参加は満席)@ポルベニールブックストア
<戦争の物語を拾い集める旅の中で、「移民」の存在が見えてきた>
今年9月に発売された『戦争とバスタオル』(亜紀書房)は、ノンフィクションライターの安田浩一さんと文筆家・イラストレーターの金井真紀さんが「お風呂ふたり旅」をして、湯けむりの向こうに見えた戦争の物語を拾い集めた本です。お二人によれば、「じつは、もうひとつ拾い集めてしまったものがあって、それが「移民のエピソード」なんです」とか。 たとえば…
韓国・釜山で一緒にお風呂に入った崔さん(92歳)は、かつて「密航者」だった。そして後年は「韓国へ渡った日本人妻たち」の支援をしていた。沖縄の銭湯で出会った澤岻さん(86歳)のお父さんは「ハワイ移民」。寒川編では「引揚者」と銭湯の関係をひもとき、「毒ガス工場に動員された朝鮮半島出身者」にも思いを馳せる。
この国の近現代史を振り返ると、「戦争」とともに「移民」が無視できないキーワードとして浮かび上がってきます。
そもそも安田さんと金井さんは、現代の移民・難民にも深い関心を持ち、取材を続けています。今回は『戦争とバスタオル』を入り口に、2021年の移民と難民について見聞きしたこと、考えていることを大いに語ってもらいます。お風呂にゆったりつかるような気持ちで、さまざまなルーツを持つ人たちが、一緒におもしろく暮らせる世の中を考えてみたいと思います。
オンラインでのライブ配信で視聴いただけます。終了後も一定期間アーカイブ視聴ができる(2週間程度予定)ので、是非ご覧ください。お申し込みはこちらからどうぞ。
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