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シーホース三河 リッチマンHC、久保田義章選手 京都戦(3/23)試合後コメント

【試合結果】

2023-24 B1リーグ戦第27

3月23日(土)@ウィングアリーナ刈谷 3201

シーホース三河 87-71 京都ハンナリーズ

 

【試合後コメント】

ライアン・リッチマンHC(シーホース三河)

試合の入りから非常に良いディフェンスができました。高い集中力で規律規範を守りながら、ゲームプランを忠実に40分間遂行できた試合だと思います。それは京都のターンオーバーが11であるところにも表れていますし、オフェンスではアシストが20とボールを大事にしながら、チームでシェアすることができたと感じています。

追い上げられる時間帯がありましたが、バスケットにおいては相手が連続で得点をして流れを引き戻すということはあり得ることです。そういう状況でも自分たちが集中力を上げ、アイデンティティを取り戻し、コートで表現することができたことは非常に意味のあることだったと思います。

ー前半二桁以上のリードを得ながら、後半追い上げられる試合が続いていました。ハーフタイムにはどのような話をされたのでしょうか。

 ハーフタイムに最近の悪かった映像を見せて、しっかりと集中力を継続させようと伝えました。京都さんは素晴らしい選手、コーチのいるチームです。先ほども申し上げたように、追い上げられながらも自分たちのバスケットを取り戻し、第3Qを1点差(23-24)で終わらすことができたのは収穫だと考えています。 

ー前節の信州戦はゲームクロージングを長野誠史選手に託しました。今日は久保田義章選手に終盤を任せたところに、彼に成長してほしいというメッセージを感じました。

特にそこに大きな意味はありません。相手とのマッチアップやそれまでの時間帯のプレーを見て、感覚的に、誰がクロージングにふさわしいか考えた結果が、前節は長野選手、今日は久保田選手だったというのが正直な答えです。2人とも素晴らしいプレーヤーですし、それぞれ違う特徴を持っていいます。チームの勝利を最優先に考えられる選手なので、2人には絶大な信頼を置いています。

明日は長野選手に任せるかもしれませんし、久保田選手かもしれないし、西田優大選手かもしれません。試合の流れを見て、コーチングスタッフで判断しながら託したいと思っていますし、選手にはその期待にぜひ応えてほしいと思っています。

今日はポイントガード(PG)の2人だけではなく、石井講祐選手も流れの悪い時間にオフェンスリバウンドを取って流れを持ってきてくれて、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。いま挙げた選手だけではなく、今日の勝利はチームの努力の結果だと考えています。

 

久保田義章選手(シーホース三河)

久しぶりに京都の選手たちと同じコートでバスケができて本当に楽しかったですし、京都のファン・ブースターの方もたくさん駆け付けてくれて、皆さんの目の前でプレーする姿を見せられたことを幸せに思っています。その中でチームとして勝つことができたので、本当に良い一日になりました。

ファーストプレーはヘッドコーチからリングにアタックに行くように指示をされていました。京都は僕の古巣だと知っているヘッドコーチの計らいだと感じたので、積極的にファーストポイントは自分が取っていこうという気持ちで入りました。

厳しい状況もあったのですが、全員でカバーして、我慢して、やるべきことをやり続けた結果が勝利に結びついたと考えています。最近のゲームでは、自分たちがターンオーバーして、ディフェンスでもやるべきことができずに追い上げられることが多いので、最後まで自分たちのやるべきことを遂行して崩れず、もっといいペースで最後まで持っていけるようにしていきたいです。

追い上げられる状況になると、普段しないようなターンオーバーが増えたり、オフェンスで詰まって、それが影響してディフェンスがおそろかになるというのが毎回のパターン。チームが崩れた時にどうコントロールするかという部分は、PGとしてのいまの自分の課題だと感じています。

―前回の信州戦の後、長野選手が「よしにとっては勉強になったんじゃないか。リズムが悪い場面でどういうプレーをすれば良いのか、背中で見せることができたと思う」とおっしゃっていました。

PGとして締めるべきところで締めきれなかったことは、交代させられて痛感しました。オフェンスでもコントロールできていなかったし、ディフェンスでも足が動いていなかった。先輩PGである長野はオフェンスもコントロールしていたし、ディフェンスでもハッスルして、自分が全然マークにつけてないところも守れていたので本当に勉強になりました。

映像を何回も何回も繰り返し見ながら、ここが良かった・悪かったというのを明確にして、自分の力で課題を解決していけるように取り組んでいるところです。そうすることが、必ず自分の成長につながると思うので。

―明日のGame2に向けて、意気込みをお願いします。

簡単な試合はないですし、自分自身もそうですが、1戦目を落とした後のモチベーションは1日目よりも遥かに大きくなる。だから京都も絶対に三河を倒すという気持ちで臨んでくると思うので、今日以上にアグレッシブに頑張りたい。明日もたぶん京都のファンの人がたくさん来てくれると思うので、活躍している姿を見せることで恩返ししたいと思います。

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