【名古屋D】張本天傑選手があいち小児保健医療総合センターを訪問。移動図書館ワゴンなどを寄贈。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの張本天傑選手、クラブオフィシャルカメラマンの柴田祐希さん、公式マスコットのディーディーが、4月24日、ドルフィンズスマイル子ども支援COCOプロジェクトの一環であいち小児保健医療総合センターを訪問した。
同施設への訪問は3度目となる張本選手は、板についた様子で各病室を周り、サインをしたり、一緒に写真撮影をしたり、子どもたち一人ひとりとのふれあいを楽しんだ。パソコンの壁紙をドルフィンズのロゴにして歓迎する子もおり、「退院したら試合を観にいってみたい」と目を輝かせていた。
「毎回毎回、自分が元気を与えるつもりで来るのですが、逆にたくさんの力をもらっています。これからも子どもたちに夢と元気を与えられるように、毎日精一杯頑張りたいと感じました」(張本選手)

教科書にサインをもらう子も。「これで勉強を頑張れます!」
伊藤浩明センター長は「ここにはいろいろな病気を患った子どもが入院していますが、どんな子どもも夢や憧れを持っています。カッコいい、憧れのアスリートとの交流を通して、子どもたちが夢をふくらませる大事な時間をいただけました」と感謝する。
医療保育士の女性は「張本選手は本当に子どもが好きなのだと伝わってきます。小さな子どもを抱っこして“高い高い”をしてくれたのですが、バスケ選手の“高い高い”はすごく高いので、子どもたちが大喜びしていました」と感心していた。
また、今回の訪問では、患者用の貸し出し図書を収納する移動図書館のワゴン「ドルフィンズ号」と、うみの家に設置する「ままごとキッチン台」が寄贈された。これはクラブオフィシャルカメラマンの柴田さんの「ドルフィンズのパワーとドルファミのサポートを病気と闘う子どもたちへ届けたい」という想いのもと、今年1月から2月にかけて実施された写真のチャリティーオークションの売上で購入されたものだ。
→ドルフィンズクラブオフィシャルカメラマンの柴田祐希さんが語るオークション開催の背景にある想い
柴田さんは「私はいつもそばでドルフィンズが一生懸命戦う姿を写真に残させてもらっています。選手たちのパワーが写真となり、その写真を見た多くの人にエネルギーが伝わればと思いながらシャッターを切っています。
今日は張本選手との交流を楽しむ子どもたちの姿をたくさん撮らせていただきました。その写真を見て、楽しい時間を思い出していただけたらうれしいです」と頬を緩めた。