愛知野球通信+

冬の練習訪問⑤ 猿投農林 編 “笑顔で野球を楽しむ“

2023年の年の瀬、猿投農林高校にお邪魔しました。

猿投農林高校は部員が現在11人。夏の大会が終わった直後は8人という状況でした。

そこから他の部活動からの転部もあり、10人で秋の大会に出場。3年ぶりの公式戦勝利という結果を掴みます。

私はこれまで猿投農林高校に縁がなく、一度も公式戦を見たことがないという状況。ブログを始めて18年、愛知県の高校の全校観戦をするのに最後に残ったのが猿投農林高校さんでした。
それをクリアしたいという個人的な思いで見た試合で、選手の後押しを促す渡邉健吾監督のベンチからの声かけと、それに応えて自分たちの力以上の実力を出して安城東に食らいつく選手たちの頑張りに感動。どうしても一度取材がしたいと思って、年末の最後の練習日に足を運びました。

2023年夏
●0-11豊橋東(6回コールド)

秋の新チーム後の公式戦成績

●0-17岡崎北
〇15-5豊野
3-10安城東

安城東戦で食らいつく

猿投農林高校の近年の成績

〇この日の練習について

この日は2023年内の最後の練習日ということで、午後からは大掃除。午前中の練習を見学させていただきました。

メニューはこんな感じ↓

メニューにも監督のメッセージ付き 

渡邉監督いわく「うちの選手たちにとってはかなりきついメニューです」とのこと。
でもそんなメニューでも笑顔を交えながら、もちろんきつそうな姿もありましたが最後までやりきった選手たち。
練習後に「めちゃめちゃ頑張った。これだけやり切るとは思わなかった」と監督が驚くくらい。

 「やらされる練習では伸びない。楽しみながら練習する。その中で選手として、人間としてのモラルを学んでいく」という方針で日々練習メニューを考えて実践しているそうです。

ただ、ここまでは紆余曲折もあったそうで・・・。

インターバル走

〇渡邉監督は「野球強豪校」出身

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