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名古屋産業大-名古屋学院大 1回戦 観戦記(2024年春季愛知大学リーグ2部)

5月4日に東海学園大Gで行われた第1試合、名古屋産業大-名古屋学院大の1回戦の観戦記です。
試合開始前に1G差で追う名院大としては負けられない試合。名産大相手にどんな試合をするか注目して観戦しました。

名産大
000000000|0 H4 E2
00100130X|5 H7 E1
名院大

名産大
朝熊(18)、若藤(15)、赤松(13)-小川

名院大
立木(16)、寺田(21)-片岡

投手成績

名産大
朝熊希心 6回2/3 107球 被安打8 四球1 三振3 失点5(自責点4)

若藤來歩(岡山理大附 4年) 1/3 4球 被安打1 四球0 三振0 失点0

赤松伯(オイスカ浜松国際 2年) 1回 17球 被安打0 四球1 三振1 失点0

名院大
立木大夢 8回 90球 被安打3 四球2 三振6 失点0

寺田卓真(豊田工 4年) 1回 21球 被安打1 四球1 三振2 失点0

(出場選手)

名産大
7青山(17) 8澤田(23) 4鳥居(1) 9武田(10) D川上(7)→H小椋(20)→D 2小川(27) 3砂川(3)→H豊島(2)→R茂山(9)→3度會(25) 6山北(6) 5小林(5)

名院大
8有吉(51) 4坂野(6) 7渡邊(3) 9猿渡(10) 3山岡(2) 5家入(4) D石橋(38) 6田中(1) 2片岡(9)

(試合経過)

3回裏、無死3塁から9番片岡が犠牲フライ。名院大が先制。1-0
6回裏、2死3塁から5番片岡の強い遊ゴロを弾き記録タイムリーエラー。2-0
7回裏、2死1,2塁から2番坂野が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、若藤。3番渡邊がタイムリー。この回3点追加。5-0
8回裏、ピッチャー交代、赤松。
9回表、ピッチャー交代、寺田。
名院大が快勝。

総評

2部Aの1位を狙うには負けられない名院大は1戦目を任されている立木投手が先発。コントロールとテンポの良さで上手く名産大を打ち取り、危なげない投球で試合を作っていきます。

打線は3回裏に先頭の田中選手の3ベースから片岡選手の犠牲フライで先制。

6回裏には相手のミスも絡んでチャンスが拡大して、5番片岡選手の強い遊ゴロを弾いて加点。記録はヒットでもいいくらいの当たりでした。7回裏にも2死から加点をして試合を決めた形に。

完封もみえた立木投手でしたが、8回表に四球を2つ出したのもあって9回表は寺田投手にスイッチ。それでも8回までしっかりと抑えたのは素晴らしかった。コントロールの良さも光りますね。

名院大は投打で4年生の活躍が光りました。大学野球は4年生の頑張りは大事ですよね。

名産大は先発の朝熊投手が粘って6回までは2失点。7回裏も2死まではいったのですが・・・。こちらも四球は1つだけでコントロールの良さが光りました。

打線が散発4安打では何ともできなかったですね。先頭も8回に出したきりでしたし。なんとか先手を取って慌てさせたいところです。

ピックアップ選手

名古屋産業大 朝熊 希心 投手(桜丘 2年)

左のオーバーハンド。まっすぐは120km台で丁寧にストライク先行させて打たせて取るタイプ。ランナーを出しながらも6回まで試合を作りました。

名古屋産業大 小林 主空 内野手(駿台甲府 3年)

9番サードで出場。1安打1四球とチャンスメイク。

名古屋学院大 立木 大夢 投手(中京〈軟式〉4年)

先発して8回を無失点。最後は少しバテた感じで2四球を出しましたが、7回までは無四球。コントロールがよくストライク先行の投球が光りました。

名古屋学院大 田中 優馬 内野手(日福大付 4年)

8番ショートで出場。2安打のマルチでどちらもホームに帰ってきました。足もある選手。

名古屋学院大 渡邊 尚豊 外野手(健大高崎 4年)

3番レフトで出場。2安打1四球と活躍。センター返しの打撃。盗塁も2つ決めてチャンスを広げました。

名古屋学院大 坂野 光輝 内野手(東邦 2年)

2番セカンドで出場。2安打のマルチで長打力もある選手。追い込まれてからの対応力もあります。

名古屋学院大馬場監督、立木投手談話
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