バスケットボール・クラッチ

「“ファンのために”という思いが、しっかりとチームに浸透している」鎌田社長インタビュー(前編)

昨年6月の決算で、全部門において過去最高の数字をたたき出したブレックス。開幕前には選手の移籍情報で大きな話題を提供するなど、「リーグ3年目」に向けてしっかりと準備をしてきたことがうかがえる。現在、チームの戦績、経営の両面で好調を続ける理由を、鎌田眞吾社長に聞いた。

 

「“ファンのために”という思いが、しっかりとチームに浸透している」

6月の決算報告書を見ると、全部門において過去最高の数字でした。

昨シーズンはリーグがスタートして2年目ということ、またチームとしても優勝した後ということで難しさを感じていました。経営に関してもリーグ開幕でドカンと花火が上がった後の次の年というのは、多少、インパクトという部分では落ちてきてしまうと思いますが、1年目でリーグ、チームともに地力をつけたと思うので、それをしっかりと2年目も継続していけるか、それ以上のことをやっていけるかが肝だと思っていました。来場者、スポンサーなど各部門で、前年比を超えることを目標にしていましたが、数字を見て分かる通り、ある程度形には出来ていると思います。

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