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「記録達成のこけら落とし2連戦」~ “おのかな” のブレックス観戦レポート~4/3、4名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦@日環アリーナ栃木メインアリーナ【無料記事】

2日目は クォーター最少失点を記録

前日の4Qに怪我をした遠藤祐亮選手がベンチ外となり、この日は特別指定の荒谷裕秀選手がベンチ登録となりました。また、前日にさんざん手を焼いた名古屋の齋藤選手が、家庭の事情で欠場となりました。

チャンピオンシップ進出のためにも、これ以上負けられない名古屋Dは前日より厳しく出てくるだろうと想像はついていました。そんな中、1Qはほぼ互角。名古屋Dの安藤選手に3Pを決められたことで、2点のビハインドを背負いました。

2Qになると、手数は多いのですがシュートタッチが悪くなってしまいます。それでも突き放されずになんとか持ちこたえて32364点ビハインドで追いかけます。

ハーフタイム明けの3Q、ここからブレックスはディフェンスのギアを上げます。そして、リバウンドでインサイドを制圧。シュートタッチの悪い名古屋Dのオフェンスリバウンドを1本しか取らせず、気がつけばこのクォーターは254と、Bリーグになってからのクォーター最少失点記録だそうです。

4Qのオフィシャルタイムアウト時点で704822点差がついていて、「今回は荒谷選手にチャンスが回って来るかも?」と思いながらタイムアウト中のベンチを見ていたら、遠藤選手が荒谷選手の肩をモミモミしながらペチンと頭を叩くというのを何度も繰り返していて、緊張のほぐし方…(笑)。

残り38秒で荒谷選手がコートイン。ジェフ・ギブス選手からのアシストで3Pを決めると、この日一番で日環アリーナが沸きました。その後も、決まらなかったけれどドライブで果敢にリングアタックをしていたし、いいプレーも観ることができました。

最終的には80612連勝。しっかりと“こけら”を2つとも落とすことができました。

そして…

2020-21シーズンのチャンピオンシップ進出が確定しました~。わーい、パチパチ!!  地区優勝マジックは8!  減ったようにみえるけど、残り10試合なので、まだまだ負けていられないわけです。

–おのかなが勝手に選ぶ『みんな見て、このプレー!』–

この2日間は、オフェンスもディフェンスも本当にいいプレーがいっぱいあったのですが、今回はびっくりしたプレーを選びました。

土曜日の2Q残り820秒くらい、名古屋の中東選手の3Pを止めた比江島選手のブロックショットです。なにがすごいかって、ギブス選手とスイッチした比江島選手はそのとき中東選手とは逆サイドに近いところにいたバーレル選手についていたのですが、そのバーレル選手から笹山選手へ、そして逆サイドの中東選手にパスが回って完全にオープンな状態でコーナー3Pを打たれるという状況でした。

その逆サイドから、すごい勢いで比江島選手が飛び出してきて止めたんです。え、どこから出てきたの?というブロックでした。比江島選手はこの2連戦、ものすごくディフェンスをがんばっていたように思いました。ヒーローインタビューで名前を呼ばれて「え?」と驚いていましたが、得点だけじゃない貢献度も評価されてのヒーローだと思います。

シーズンも終盤に突入!

今シーズン、ブレックスは50試合を消化して残り10試合となりました。気になるのは、新型コロナウイルスの感染が選手たちにも波及しているということ。このレポートを書いている4/5時点、B1で約30試合が中止となっています。5/10までに代替試合を消化できない場合は、未消化のままレギュラーシーズンは終了となり、地区の成績は勝率で決まるとのことです。勝ち数や負け数ではわかりづらい順位決定となってしまっていますが、東地区で優勝するためには、とにかくひとつでも多く勝つことが先決で、一番わかりやすいですよね。

また、細心の注意を払って生活しているはずの選手たちはコートの外でも緊張感を持った生活が続きます。とにかく安全であることを願うばかりです。

 

そういえば、B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2020-21 で、ブレッキーが1位になりましたね! 2位の川崎ブレイブサンダースのマスコット、ロウルとは88票差。これにより、次のホームゲームとなる4/14の横浜ビー・コルセアーズ戦が「BRECKY DAY」となりました。記念グッズは何が出るのか楽しみです♪(レポーター:おのかな)

 

 

 

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