Bをかたーる首都圏版。ミムラユウスケWEBマガジン

川崎ブレイブサンダース対名古屋ダイヤモンドドルフィンズGAME1追加記事<試合記事>

12月29日、B.LEAGUE 2023-24 SEASON
川崎ブレイブサンダース対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ@とどろきアリーナ

<試合結果>
川崎 83-77 名古屋

試合後の佐藤HC、篠山選手、野崎選手の追加コメントは以下の通り

佐藤HC

「3Qはファーストプレーもそうだし、途中でも良いシュートは打てている中で、入らなくて。相手の少しタフ気味な、ビッグマンの3Pも含めてシュートが全部入ってしまって。あそこは本当に我慢の時間帯でしたけど…きっかけは、ディフェンスだったと思います。野崎のスキルだったり、J(ヒース)のスティールだったり。日ごろの『習慣』。しっかり手を上げるとか、細かい『習慣』。チームで作ってきた習慣が、ああいう大事な場面で出て、コーチとしてはすごく嬉しい瞬間でした」

 

3Qの終わりの方で、連続で3Pをやられていたのも、同じフレーをずっとやられていたので。そこに対する対策と言うのは考えていて。3Qのうちにそれを一つ出せて、止まったところがありました。タイムアウトをとって、『ディフェンスだ!』という話をずっとしていて。選手たちもそこに乗っかってくれているような感じがあったので。その通り、ディフェンスから、4Qはリズムをつかめたので。選手たちがよくやってくれたなと思っています」

 

篠山選手

「シュートタッチは良かったので、「いつもなら入っている感覚なのになぁ」と思って言っていました。変に引きずらずにできているので。若い時だったらもしかすると『今日はシュートが入っていないから、自分は打たないほうがいいのかな』というマインドになってしまったかもしれないです。

だけど、『良いシュートを打って、それが外れて負けるんだったら仕方がない。セレクションの中で打つたなきゃいけない場面は、強気で打たないといけない』と(自然と思えた)。そこはできていたかなと思います。ある意味で若い時よりも、切り替えが上手になってきているとは感じますね

「長谷川もそうですけど、新加入の野崎選手とか飯田選手とかもそうです。『思い切っていけよ!』みたいに、下(の世代)からもどんどん声をかけてくれる雰囲気があるんですよね。そういうところは本当に助かっています」

 

(追記:

「優勝するためには、どういうプレーをコールして、どのようにボールを動かして…というゲームコントロールがチームの課題だと思うので。そういった意味で、自分がPGとして、しっかりコントロールしたいです」)

 

野崎選手

12月の負けた試合は、オフェンス・ファーストになっていくというところがありました。うちが良いバスケットをしているときには、ディフェンスファーストになっているときです。『オフェンスがうまくいかなくても、絶対にディフェンスファーストでやろう』と、タイムアウトの時にも言っていたので。そこはよかったなと思っています」

「練習中などから結構、感じたことは言うようにしています。やはり、竜青さんとは7歳も離れていますからね。先輩から(積極的に距離を縮めに)来ることってなかなか難しいじゃないですか。先輩が気を使ってくれるからこそでしょうけど。でも、逆にそこで後輩から近づいてきてくれたら拒むことはないし、嬉しいじゃないですか。だから、自分たちからどんどん行っています(笑) 上の人に対しては結構行きますよ。

「飯田もそうです。彼もコミュニケーション能力がすごく高いですし。僕らはまだ若手の部類ですけど、もうすぐ中堅位になるので、自分たちからもコミュニケーションを兼ねて、声を出していくということが、チーム力も上がると思いますし。もちろん、オンとオフはしっかり分けると決めてのことです。今日の試合の時のようにこのままでは難しいなと思ったら「堅いよ!」と「笑わないと!」と言うのは、すごく、言うようにしています」

「結構声をかけていますね。竜青さんはキャプテンで、チームをまとめないといけない立場です。でも、1人の人間だし、落ち込む時、(顔が)下に行く時はあると思うんです。そういうときには、自分とかが『顔が硬いよ!スマイル、スマイル』と言っています(笑) 今日も前半はシュートが入っていなかったんですけど、『いいよ、いいよ、大丈夫。シュートは打たないと入りませんよ!』とずっと言っていました。それで、結果的に、ああやって勝負所で3Pを2本決めて、MVPもとって。ちょっとだけかもしれないけど、『少しでも、心に余裕ができたのかな』と思うと嬉しいです」

 

※追記 後にアップされたこちらのコラムも是非ご覧ください

この試合のスタッツは以下の通りです(*速報スタッツなどで一部、試合後のデータと異なる場合がありますがご了承ください)

11f81e12dce62f7c7bb16b527e44b4c4.pdf

*スタッツの読み方*

縦の軸:「1Q」は1Qだけのスタッツ、「2Q」は2Qだけのスタッツです。

「HT」というのはHT突入時の総スタッツ。「3Qまで」は3Q終了時のスタッツ、「最終」は試合終了時のスタッツです。

横の軸:左から2Pシュートの成功数、試投数、成功率。3Pシュートの成功数、試投数、成功率。FT(フリースロー)成功数、試投数、成功率。

「OR」は「オフェンスリバウンド数」、「R」は「トータルのリバウンド数」。「AS」は「アシスト数」。「TOV」は「ターンオーバー数」。「ST」は「スティール」数。

「TOV得」はターンオーバーからの得点数。「ペイント」は「ペイントエリアからの得点数」。「Sチャンス」は「セカンドチャンスポイント数」。「Fブレイク」は「ファーストブレイクからの得点数」です。

数字に黄色い背景がかかっているもの:通常と比べて多かったり、高かったりするもの。

赤い字で書かれているもの:通常と比べて少なかったり、低かったりするもの。

太字で書かれているもの:上記2種類のうち、著しい値のとき。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ