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【高校】センバツ出場の県外校に長野出身者

3月18日開幕のセンバツ甲子園に今回は長野県勢の出場はかなわなかったが、県外の出場校には県出身者が在籍し、晴れ舞台での活躍が期待される。

東京で準優勝し7年ぶり6度目の出場となる二松学舎大付には、主将の小林幸男(3年・犀陵中)と大矢青葉(2年・三陽中)が在籍。ともに長野東シニア出身で、昨秋は主に大矢が5番レフト、小林は6番ファーストで出場し準優勝に貢献した。大矢は投手も兼ね、リリーフを務めた。

二松学舎OBの市原勝人監督は日大卒業後、NTT信越(現信越硬式野球クラブ)に所属。長野東シニア前監督の藤嶋一利さんとチームメートだった縁もあり、以前から長野東OBが同校に進んでいる。
(第29号に二松学舎の特集記事)

関東4強で7年ぶり(11度目)に選ばれた浦和学院(埼玉1位)には渡辺聡之介(2年・更北中)がいる。渡辺は180㌢超の本格右腕で、秋は公式戦でも登板している。千曲ボーイズからは、2学年上の先輩松田大成に続き強豪校の門をたたいた。

近畿準優勝で初の甲子園出場を決めた県立和歌山東(和歌山2位)には、市川都夢(2年・中込中)が所属。守備のいい控えの内野手で、しぶとい打撃も見せた。市川は佐久シニア出身で吉澤卓也監督が、和歌山東・米原寿秀監督の立正大時代の先輩という縁もあり、これまでも佐久シニアOBが在籍したことがあるという。

センバツに向けてはベンチ入りメンバーがこれから選考されるが、聖地での県勢の活躍を願いたい。

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