【試合後コメント】岸本隆一 琉球ゴールデンキングス対アルバルク東京 CSクオーターファイナルGAME1
ーーー試合の総括を。
「大事なゲームをまず勝てたこともそうですけど、今日みたいなゲーム展開の中で勝ったということが大きかった。初戦の大切さっていうのはCSに出るチームだったらみんな分かってると思う。その辺を含めて。本当に最後勝てて良かったなという気持ちです」
ーーー前半無得点で、後半に爆発しました。ハーフタイムで気持ちの切り替えとかがあったんですか?
「ハーフタイムで桶さん(桶谷HC)からも『隆一のところもう少しやっていこう』という言葉がありました。前半は自分がオフェンスであんまり参加できてないなというの感覚があったので、みんなの協力を得ながらアジャストしていった感じです」
ーーークラッチタイムは自分がチームを背負って立つみたいな気持ちがあったんですか?
「特に第4Qの最後の方は(今村)佳太がずっと引っ張ってくれて、彼が退場したということもあり、自分がやるしかないという気持ちはありました。自分たちの強みはリバウンドなので、自分のシュートが外れても必ずフォローしてくれる選手がいるという思いもあったので。試合が終わって紐解けばそうなるんですけど、実際にやってる感覚としては、もう理屈じゃない。空いたら行くべきだと思いますし、ああいう状況下では迷いが一番良くない。シンプルを心掛けてやりました」
ーーー最後の3Pはそれまでのドライブが効いたんですか?
「いやもう、あの瞬間は決められる自信がありました。もちろん決めた場面は特別な場面だったかもしれないんですけど、AD(アレン・ダーラム)がキックアウトしてくれて本当に打ちやすい状況をつくってくれたので、僕としてはシンプルにチームのオフェンスとして打てたかなというところです」
ーーーCSに入る前に調子を落とした中で、いつもの強いキングスを見せられた。どんなところが要因ですか?
「メンタル的なところで言えば、吹っ切れたかなっていうところですね。自分たちはレギュラーシーズンで守ってきたものをたくさん手放してしまって、もう手放しようがないというか。個人的にはもう当たって砕けろだと思ってたので。そういう意味でいい方向にいったかなと思います。あとはディフェンスですね。相手にやられる場面があっても、モメンタムをつくらせないことを徹底した。それが最終的には良い方向にいったかなと思います。また自分たちの自信を取り戻すゲームになったと思います」