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「気持ちを見せる戦い方をする」キングスU18が“REGIONAL LEAGUE”沖縄開催に向け気合 20〜21日に沖縄アリーナで3試合

 琉球ゴールデンキングスのユースチーム「キングスU18」は20、21の両日、沖縄アリーナで「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2024」(以下、リージョナルリーグ)の3試合を戦う。地元での大一番を前に、チームは16日、沖縄アリーナサブアリーナでメディア対応を行った。(文・写真 長嶺真輝)

 2日間の試合日程は以下。入場無料。

20日11:45~ vs 長崎ヴェルカU18

20日17:00~ vs 鹿児島レブナイズU18

21日13:00~ vs 佐賀バルーナーズU18

与那嶺HC「カメレオンのようなチーム」 集客目標は“2000人”

キングスU18を指揮する与那嶺翼HC

 6~8月の長期に渡って開催されるリージョナルリーグには、昨シーズンより3チーム増の38クラブが参加。北、東、中、西、南の5地区に分かれて総当たり戦を行い、各地区の上位2チーム、ならびに各地区の3位チームでその後の決定戦を勝ち上がった2チームに「B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」(10月開幕)への出場権が与えられる。キングスU18は南地区に入った。

 キングスU18は既に2試合を消化しており、初戦のライジングゼファー福岡U18戦を100-76、広島ドラゴンフライズU18戦を109ー32でいずれも勝利。得失点差を加味し、南地区8チームの中で首位に立っている。

 16日の練習では素早いトランジションからのファストブレイク、チームディフェンスの確認などに注力。5対5のミニゲームでは強度の高いプレーも見られた。

 与那嶺翼HCは今シーズンのチームについて「いろんなバリエーションでバスケができるのは今シーズンのチームの強み。相手によって戦術を変えられるカメレオンのようなチームだと思っています」と語った。一方、最大のテーマにはディフェンスを挙げ、「『ノースペース』で相手に近付いて、コントロールをさせない。ただ抜かれることもあるので、ポジショニングの確認や手の出し方を練習しています」と続けた。

 沖縄開催の2日間を合わせ、集客目標は2,000人だという。

 応援してくれる人たちのため、「コミュニケーションを図る、転んでる選手を起こしに行く、ハイタッチを大事にするとかの部分は全員ができることだと思うので、それを大前提にして自分たちの特徴を生かしていくということは選手たちに伝えています。気持ちを見せる戦い方をお届けできたらなと思っています」と意気込んだ。

中学3年ながらU18でプレーする宮里俊佑「成長した姿を見せたい」

鋭いドライブを仕掛ける#29宮里俊佑

 選手も各年代から一人ずつ取材に応じた。一問一答で紹介する。

 一人目は、U15でキャプテンを務めながら、コールアップ制度を活用してU18でも活動する#29宮里俊佑(金城中学校3年)。

ーリージョナルリーグに向けての意気込みを。

 「自分はU18でプレーさせてもらっているので、成長した姿を応援しに来る皆様に見せられたらいいなと思っています」

ー自分の武器は。

 「緩急のあるドライブからのレイアップやアシストです。それで貢献しつつ、ディフェンスでもハードにやることです」

ーチームの中ではどんな役割を。

 「自分はポイントガードなので、チームを引っ張って勝利に導くことや、チームにエナジーを与えることが役目だと思っています」

ー沖縄開催でどんなプレーを見せたいか。

 「一番の自分の持ち味はドライブなので、そこから相手を切り崩していって、レイアップやアシスト、またスリーポイントシュートも得意としてるので、そこを見せたいです」

ーU15でもキャプテンをやってる。15日にはBユース・クラブの大会でU15の仲間たちが優勝したが、刺激になったか。

 「自分は今U18で活動してて、U15の練習にはあまり参加できていないんですけど、Bユースとクラブの大会には自分もベンチに入って見させてもらって、本当にみんな成長してるなと感じました。自分も負けじと、U18で成長した姿をU15のコーチ陣や選手に見せたいです」

ーU18の練習に参加していて感じる課題は。

 「状況判断でまだ迷いがあるところと、ちょっと遠慮してるところもあると感じています。PGとして引っ張っていくのが今の課題です」

ー手応えは。

 「フィジカルの部分でもU18の選手は上なので、プレーしていると状況判断が衰える部分があります。体が当たっても視野を広くして、パスなのかシュートなのかというところを判断していきたいです」

ディフェンス持ち味の長嶺「DFで勝利していきたい」

激しいディフェンスでボールを奪う#33長嶺充来

 2人目は激しいディフェンスが持ち味の#33長嶺充来(北中城高校2年)。

ー沖縄開催に向けての意気込みを。

 「去年と違ったキングスU18を見せれるように日々練習しているので、お客さんがワクワクするようなプレーをたくさん出していきたいです」

ー昨シーズンとの違い、今シーズンのチームの特徴は。

 「昨シーズンは少し高さがあって、シューターもいた分、1人が攻めて得点を取る場面も多かったのですが、今シーズンは点を取る選手があまりいないという状況の中で、身長が少し去年より低くなった分、自分たちはディフェンスを強化しています。今年はディフェンスで勝利していきたいと思います」

ー個人として伸びた部分は。

 「1年生の頃からディフェンスが得意だったんですけど、まだファウルを取られる部分がありました。2年生になってフットワークが良くなってファウルをあまり取られなくなって、よりハッスルするプレーが増えて、チームに良い流れを持ってきてるのかなと思います」

ーオフェンスの役割は。

 「自分の役割はゲームのコントロールをすることで、あまり攻めるということはないですが、チームが苦しくなったら1対1をどんどん増やしていけたらなと思っています」

ー個人の課題は。

 「今の自分はドライブしたらそのままレイアップかパスというのが多いので、ドライブからのジャンプシュートを取り組んでいます」

新キャプテンの佐取龍之介「得点や声掛けで引っ張りたい」

フリースローを放つ#77佐取龍之介

 最後は新チームのキャプテンに就任した#77佐取龍之介(豊見城高校3年)。

ー沖縄開催に向けての意気込みを。

 「キャプテンらしいところを見せつつ、得点の部分でチームを引っ張ったり、試合に出てない時もベンチから声掛けをしたりしていきたいです。チームとしては、ディフェンスからトランジションでの3Pをどんどん狙い、観客が盛り上がるようなプレーをしたいです」

ー今シーズンはどんなチームか。

 「昨シーズンよりもさらに個性あふれる、元気なチームです。1年生に機動力や高さのある選手が何人かいます。彼らも含めて全員が3Pもドライブもできるチームなので、サイズも機動力も昨シーズンよりパワーアップしています」

ーこれまでの2試合の手応えは。

 「初めの2試合は硬くなってしまった部分があります。ただ後半は自分たちの持ち味も出せていたので、少し手応えはあります」

ー練習で重点的に取り組んでいる部分は。

 「トランジションでのディフェンスです。ミスマッチをなくすためにコミュニケーションを取って、しっかり守るということを意識してます」

ーリージョナルリーグの目標は。

 「全勝優勝で、圧倒する試合にしていきたいです」

ー今シーズンの目標は。

 「去年取れなかった、全タイトルを取りに行きたいです」

ー個人としての課題は。

 「チームが負けている時に、その流れでテンションが下がっていくことが課題です。負けている時こそ、自分がチームを引っ張りたい。仮に誰も声を出さなかったとしても、自分は声を出してチームを盛り上げられるようになりたいです」

ーダンクの練習してたが、感触は。

 「リージョナルリーグでダンクをやると宣言してるので、これは絶対やらないといけない。練習後とか練習前に何回も飛んでます」

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