マリウポリは陥落しても、闘いは続くし、ロシア国内で火炎瓶は飛ぶ-(松沢呉一)
マリウポリは陥落したが、おおむねウクライナ軍は順調
マリウポリ陥落が辛い。ウクライナ軍の参謀本部が言うように、彼らは任務を遂行したのであって、負けたわけではないですが、アゾフスタリ製鉄所にいた兵隊たちが担架で運ばれたり、身体検査をされたりする様子が辛くて直視できない。どんだけ私はウクライナ軍に思い入れているんだって感じです。
ロシアの戦車が吹っ飛ぶのは平気、むしろ好きなのにな。辛さを吹き飛ばすために、ウクリンフォルムのBGMつき娯楽動画をどうぞ。
BGMはタンジェリンドリーム系。
建物の入口近くが爆撃され、慌ててロシア兵たちが建物に逃げ込んだところで、建物の入口を爆撃。たぶん中に入ったロシア兵たちは吹き飛ばされたか、窒息したのではなかろうか。ざまあ。
こういうのは煎餅を食いながら楽しめます。これ以外にも連日多数の動画が公開されていますので、お楽しみください。
ロシアが敵視するアゾフ連隊が中心ですから、捕虜となった兵士たちが殺されないか気がかりですが、これ以外のウクライナ軍はおおむね好調です。
米国から提供されたM777榴弾砲などの武器が活躍しています。この間のロシア軍の渡河作戦大失敗も、橋は予め仕掛けてあった爆薬で吹き飛ばし、そのあとは榴弾砲ではないかと指摘されています。榴弾砲で狙いを定めるためのドローンの映像があるはずですが、その瞬間の映像が公開されていないのは、手の内を悟られないためかもしれない。
ロシア兵たちが次々と命令拒否
この映像にも注目。
ロシア兵がまとめて命令拒否という話が以前から出てましたが、信頼できる証拠がないので、私はあまり触れないようにしていました。しかし、この映像は本物でしょう。
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