ヘルペスと頭痛の関係をまとめておきました—ヘルペス持ちでも気づいていない副次的症状-(松沢呉一)
またもヘルペス発症
先週、ヘルペスが発症しました。ピークは金曜日で、今はもうかさぶたもとれて、触ったところで感染はしませんが、今回はひどかったなあ。
昨年8月に発症した時も症状が重く(その時のことはこちらを参照のこと)、頬が広範囲で腫れたのはあの時が初めてだったかと思います。今回はもっと腫れがひどかったかもしれない。しかも、あの時と同様、早くに薬をつけたのに、無駄でした。
口唇ヘルペスの人たちは風邪をひいたり、寝不足が続いたりして抵抗力が落ちていると、唇周辺に小さな水疱ができる程度の症状が多いかと思いますが、それに比べると私のヘルペスは目立ちます。
以前は唇の上部に潰瘍状のものができたのですが、数年前からはもっと上の鼻の横にできるようになっています。もはや口唇ヘルペスとは言えない位置で、今はそっちにしか出ません。そちらに出ると同時に腫れを伴うようになりました。
前は触れば痛いのだけれど、触らなければ痛みを感じることはなかったのに、今は黙っていてもヒリヒリ、ズキズキ痛い。我慢できないほどではないながら。
さらに今回は体調の悪さも重なっていて、いよいよ新型コロナに感染したかと思ったのですが、咳は出てないので、違うでしょう。
木曜日からは頭痛も始まって、私の自己流診断基準として、「頭痛は熱中症の前兆」というのがあって、「ことによると、熱中症か?」とも疑ったのですが、そんなに暑かったわけでもない。それでも熱中症の前兆がわからなくなることを避けようと思って、鎮痛剤を飲まないようにしていたのですが、我慢できず、木曜日の夜遅くに一回飲みました。
※2022年5月22日付「東洋経済」 世界的に帯状疱疹が増加。新型コロナに感染して免疫力が落ちて発症するものも、ワクチンの副作用として発症するものとどちらもあり。さらにはコロナ対策のストレスによるものもあるようです。データが出ていないだけで、単純ヘルペスの発症も増加しているのではなかろうか。水疱瘡のウイルスが潜在化して、数十年後に帯状疱疹になって再度悪さをすることはたいていの人が知ってましょうけど、ここでの「水疱瘡との知られざる関係」は、「ワクチンによって水疱瘡が消えて、帯状疱疹が出やすくなっている」ってことです。
清掃のおっさんがヘルペスなのは客が嫌がりそう
金曜日は倦怠感がひどくて、2時間も起きているとダルくて横になり、30分ほどうつらうつらして、また起きる。これの繰り返しでした。
金曜日の深夜はバイトなのですが、直前に代わりをやってくれる人は見つかりそうにないので、そのまま出かけました。倒れるかもしれないと恐れていたのですが、深夜になる頃には相当復調していて、この日はさほど暑くもなく、頭痛も消えていて、いつもと一緒。
通常は清掃の前に風呂に入るのですけど、ヘルペスのかさぶたがまだあったので、入るのはやめておきました。マスクを上までしておけば隠れますので、マスクをして風呂に入ることも少しは考えたのですが、目立ちすぎましょう。なお、一回だけ、マスクをしてサウナに入る人を見かけたことがありますが、洗い場でマスクをしている人は見たことがありません。
かさぶたになっていれば感染することはないのですが、風呂に入るとかさぶたがとれて赤く血が滲みます。ただの客だったらいいとして。清掃のおっさんにヘルペスのかさぶたができていることに気づいた客がいたら、銭湯の評判を落とします。
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