「兼重宏一キャバクラ手マン(疑惑)事件」と「男性と買春を考える会」の共通点—仁藤夢乃の発言は信用できない[余談編3]-(松沢呉一)
「余談編」の3回目ですが、2回目と直接には続いてません。」
兼重宏一キャバクラ手マン(疑惑)事件の衝撃
前に書いたように、街路樹を枯らしたことには心底腹が立ちますが、ビッグモーターについては強い関心が維持されているわけではありません。
しかし、兼重宏一キャバクラ手マン(疑惑)事件には食いつきました。事実をそのまま事件名にしているだけなのに、なんとキャッチーなネーミングなのでしょう。
これについてはさーゆーチャンネルで知ったのですが、とくにこの回は笑いどころが多いです。
確定しているわけではないので、「疑惑」をつけておきますが、最初のツイートは2019年なので、今回の騒動に便乗したものではありませんし、複数の元社員が証言していることから、事実かどうかは置くとして、社内でそういう噂が流れていたことは間違いなさそうです。
あとは直の手マンだったのか、下着なり服の上からだったのかの重大な謎が残されていますが、示談金が数百万円だったのだとすると、直だったと推測できます。しかし、直だとすると、どうしてそこまでキャバ嬢は我慢したのかが謎として残ります。股をおっぴろげていたら、従業員が飛んできますよ。
中洲は怖くて親切な街
示談金交渉に来たのが本当のヤクザなのか、ヤクザみたいに見えるだけの人なのかも不明ですが、中洲の飲み屋が怖いのは事実なので、これも信憑性を高めます。
前に中洲で、キャバクラの系列店を運営する本部の人に話を聞いたことがあります。
「この街はヤクザがからんでいる店が多いので気をつけた方がいいですよ」
親切な人だなあと思っていたのですが、その数日後、地元の風俗産業に詳しい人にこう言われました。
「あの系列店はモロにヤクザ経営ですよ」
ヤクザ経営の店の人が「ヤクザに気をつけろ」と教えてくれる優しい街です。
ヤクザ経営だからと言ってボッタクリをやっているわけではなく、店としては健全経営なのですが、何かあると大ごとになります。裏兼重宏一の場合も何かあったわけです。手マン疑惑ですけど、金があることを知って、服の上から触ったことを大きくふくらませた可能性もありそうです。
父の兼重宏之社長(当時)に「本当に手マンをしたのか」と問われて、兼重宏一は「手マンはやってません」と答えたのは、「オレは服の上から触っただけなので、手マンじぉねえ」という意味だったと考えると辻褄が合います。
私も「手マン」は直に触ったり、入れたりすることだと認識していますが、こういう場合はまず言葉の定義をはっきりさせないと、行き違いが生じます。定義は大事。仁藤夢乃にも「定義をはっきりさせろ」と強く要求したい。
キャバクラが何をするところかわかっていない人たち
のっこがキャバクラは、店内で立ちバックをするかのようなことを言ったのに対して、ニクアナ・グランデが「キャバクラはそういうことをするところじゃないわよ」とツッコミます。
兼重宏一(疑惑)はそういうことをするところじゃないのに手マンをした(疑惑)わけですが、キャバクラがどういうことをする場所かわかっていない人たちは少なくありません。
これで思い出したのは、「ビバノン」で循環した「買春に対する男性意識調査」批判」です。詳しくはそちらを読んでいただきたいのですが、「男性と買春を考える会」が原資を税金とする予算によって行った買春に関する調査報告書がありまして。この買春の中にキャバクラが入っているのです。買春の定義がなされていないまま、適当に性風俗業種をピックアップしただけでなく、風営法上の接待営業までをアンケートの選択肢に入れているのです。
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