「一人じゃないなと思えた」喜多川修平「インタビュー(後編)」
「『最初は苦しかったでしょ?』って言われることが多いんですけど、それも今考えてみれば必要なことだったと思うし、『バスケットって楽しいな』って思えた1年でした」。昨シーズンをこう振り返る喜多川修平。インタビュー後編は、ケガをした時の状況や、このケガをどう捉えて今後に生かしていくのかなど、現在の心境について話を聞いた。
一人じゃないなと思えた。
―昨シーズンは「バスケットって楽しいな」と思えた1年だったということですが、なおさら開幕前の練習でのケガはショックも大きかったのではないでしょうか。ケガは7月頃でしたか。
あれは8月4日です。覚えてます!
―どういう状況だったのですか。
その前の日ぐらいから1対1の練習が始まっていて、その練習中にボールを受けに行って、ストップした時に膝がガクッとズレたというか。外側にズレて、戻ってくる感じでした。
―接触でのケガではなかったのですね。
そうですね、自爆という感じです。僕はその瞬間、「あ、脱臼したな」って思ったんです。ちょっとでかいケガかもな~とは思ったんですけど、まさか前十字をやっているとは思わなくて、病院に行く道中に、トレーナーと「長くても3カ月ぐらいだったらいいよね」なんて会話をしていたんです。「僕もそんな感じがするんですよね」なんて言って(笑)。
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