バスケットボール・クラッチ

安齋竜三HC「準備はやれるだけやる、それが僕らの仕事」インタビュー

 

今シーズン、ここまでの試合の感想とシーズン後半戦に向けての意気込みを、安齋竜三ヘッドコーチ(HC)にうかがいました(2月にリモート取材)。3月2日のサンロッカーズ渋谷戦では、安齋HCの代行として町田洋介アシスタントコーチ(AC)が指揮を執り、見事勝利を収めたブレックス。チームの結束力、そしてインタビューで安齋HCが話されていた通り、不測の事態に直面しても対応できる準備を、日ごろからしっかりやってきたことを証明した試合となりました。(文・写真/藤井洋子 ※写真は以前のものです)

 

試合を重ねる中で一つずつ

―現在2310敗東地区4位(3月3日時点)という成績ですが、今シーズンのこれまでの試合を振り返って、総括をお願いします。

前半戦はうまくいったゲームもあれば、うまくいかなかったゲームもありました。今シーズンはビッグマン(外国籍選手)が替わりましたが、ビッグマンが替わるというのはチームにとってはかなり大きなことで、昨シーズンとはやることも変わっています。

そうしたことを踏まえると、もっと崩れてもおかしくなかったですが、上位のチームにも勝利できたゲームもありました。昨シーズンまでは3、4年掛けてチームを作り、やっとファイナルまで進出できたので、それを考えれば、今シーズンは試合を重ねる中で一つずつ作りながら進められているなという印象です。

 

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