佐々宜央HC「3週間のブレイクを味方に」インタビュー・コラム
2022-23シーズンが開幕し、9試合を実施。3連敗からスタートしたブレックスは、その後、大阪エヴェッサに1勝、仙台89ERSに2連勝し、3勝3敗でホームに戻った。しかし、ホーム開幕戦となったアルバルク東京戦、千葉ジェッツ戦で連敗を喫し、現在3勝6敗となっている。今シーズンから指揮を執る佐々宜央ヘッドコーチ(HC)に、これまでの試合を振り返りながら、今後の改善点などを聞いた。(文・写真/藤井洋子)
開幕戦(10月1・2日)の相手は、昨シーズンのチャンピオンシップ(CS)ファイナルで、死闘を繰り広げた琉球ゴールデンキングス。1戦目は52-81と大差を付けられて敗戦。2戦目も前半で21点差を付けられてしまう。第3クオーター(Q)には、ジュリアン・マブンガがコントロールするなど、新しい形を展開して点差を詰めたが、追い上げ及ばず70-85で2連敗となった。
翌週の大阪エヴェッサ戦(同8・9日)も1戦目は敗れたが、2戦目で今シーズン初勝利を挙げた。続く3節の仙台89ERS戦(同14・15日)は見事連勝を飾り、ブレックスは3週連続のアウェー6連戦を、3勝3敗という結果で終えた。
佐々HCは、「最低でも4勝2敗ぐらいできればいいなと思っていたので、1勝届かず残念」としながらも、アウェー6連戦を5割で乗り越えることができことは、まずまずといった様子で、「この結果は、“最悪”ではないなと思っている」と振り返った。
「今シーズンは3連敗から始まってしまいましたが、それを振り出しに戻せたのは良かったです。ただ、内容的には満足していないです。バスケットの質も上げていかなければいけません」と、厳しい表情も見せていた。
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