宇都宮ブレックス#14村岸航「最高のロールプレーヤーを目指して」(インタビュー・後編)
2022-23シーズンは練習生として活動していた村岸航選手。2023-24シーズンは、選手としてあらためてブレックスと契約。一体どんなプレーを観せてくれるのか楽しみですね。今回のインタビューでは、練習生として過ごした2022-23シーズンを振り返っての感想と、バスケットを始めたきっかけなど、少し遡ってこれまでの経歴などを聞かせてもらいました。前編・後編の2回に分けてお届けします。(文/写真:藤井洋子 、写真:すーさん)
=後編=
引退も覚悟したときに届いた、佐々HCからの電話
―佐々HCは、村岸選手の高校時代の練習を見ていたということですが、詳しく聞かせもらえますか。
当時、NBLのオールスターゲームの前座試合で高校生の東西オールスターというゲームが開催されていて、僕はその東日本の選抜チームに入れてもらっていて、そのチームのHCが佐々HCでした。
筑波大学のときも、吉田先生が「練習を見て行ってくれないか」と声掛けをされていたこともあり、佐々HCがリクルート目的で何回か練習を見に来ていました。それで昨年、共通の知り合いを通して佐々HCから連絡をいただいたという経緯です。
―びっくりしませんでしたか。
本当にびっくりしましたね。はじめは「チームを紹介してあげようか?」ぐらいの話だと思っていたのですが、いきなり練習生としてブレックスに声を掛けていただいたので、すごく驚きました。
―アイシンアレイオンズが廃部になるとなったとき、佐々HCから連絡をもらうまでは、今後の人生についてどう考えていたのですか。
バスケットを辞めて、そのまま働くことも考えたし、引退することは覚悟していました。でも、声が掛かればバスケットを続けたいという考えもある中で、佐々HCから連絡をいただけたので本当に嬉しかったです。
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