松沢呉一のビバノン・ライフ

業務連絡と深センの高層ビルとアルコール依存症-(松沢呉一)

 

業務連絡

 

vivanon_sentenceまだ古いパソコンを使ってますが、相変わらず、開けないページがあるわ、文字を書くにも通常の数倍かかるわ、無理をするとフリーズするわ、時々真っ暗になるわで、そう長くもちそうにない。中国深センの高層ビル「賽格広場よりは長持ちするかもしれないけれど、こういう状態だから何年も前に買い替えたわけで、時間が経ったからと言ってよくなるはずもない。

新しいパソコンを買うまでは騙し騙しやっていきますが、現在ナチス・シリーズが佳境に入っているため、他のことをなんも考えられないです。

次と次のユニットを出したら、もうナチス・シリーズは終わってもいいと思えるくらいに重要な内容です。「残酷博覧会」を楽しみたい人は『夜と霧』を百回くらい読んどけばいいとして、「なぜヒトラーがああも支持されたのか」「なぜドイツはあんなことになったのか」を知りたい方は、ぜひこのあとの20回分(ずいぶんあるな)は読んでいただきたい。

頭の中ではもう組み立ては終わっていて、原稿ももう十分に書いてあるのですが、いろんな要素が錯綜するので、その整理に手間取ってまして、昨日はお休みしました。

その作業で根を詰めすぎて、パソコンがバーストする前に私がバーストしそうです。パソコンなり私なりがバーストする前に、この一群だけは公開したいのですが、全体をまとめ終えずに中途半端に出すとあとになってつじつま合わせに苦労することになるので、もうちょっと時間がかかります。

他のことが考えられないのに、「読書週間」中に読んだナチス以外の本について書いたので、このあと数回はそちらを出します。原稿書きの気分転換で原稿を書くライター。

という状態なので、いろいろ不義理もしてまして、告知しなければならないこともあるのですが、この山を超えたらまとめてやります。

業務連絡でした。

※2021年5月20日付「APB BBニュース」 中国国内でもすぐさま手抜き工事説が出ていますが、それ以外考えにくそう。なんらかの振れと共振したにしても、地震もなく、強風もなく、誰かの咳に共振したんだったら、それはそれで異常。

 

 

アルコール依存症の人たちの症状が悪化の傾向

 

vivanon_sentenceまたなんかついでに書いておきますが、前回の業務連絡のついでに書いた頭痛と下痢はきれいに治りました。あの段階でも治っていたんですけど、ふたつが続けてきて、とくに頭痛は経験したことがないくらいの痛さだったので、「これはコロなったかな」とも思ってました。

「頭痛がひどいのはイヤだなあ、でも、ロキソニンを飲めばすぐに治まるので、新型コロナだとしてもロキソニンがあればいいや」と思ってました。ロキソニンがなくてもヘロインかモルヒネがあればいいや。少々高くても薬局で売ってくれればいいのに。

今現在私の周りで違法な薬物に依存しているような人はいないですが(たぶん)、アルコール依存症またはその疑いのある人はけっこういて、その人たちがコロナ禍の中で依存を強めている傾向があります。

書きにくいので、以下は有料パートで。

 

 

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