松沢呉一のビバノン・ライフ

DJ SODA騒動に対する日韓の反応—個人の問題を国の問題に拡大することにうんざりする若い韓国人たち-(松沢呉一)

 

主催会社であるTryHard JAPANに対する疑惑が次々と

 

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DJ SODAの騒動で納得しにくいこと—主催会社の責任とこれを日韓問題とすることへの疑問」を書いたのはあくまで次につなげる前菜のつもりだったのですが、取り上げてしまった以上、その後のことも追記しておかざるを得なくなっているのと、前菜として意味のある動画を観たので、またもこれについての記事を出しておきます。

その後、もっとも強く乳を揉んだとDJ SODAが証言した女性客も特定されて、任意での取り調べを受けました。これで関係者のうちの「加害者」は出揃いました。

彼らは自分を不利にする証言をしてしまいそうですが、それでもせいぜい罰金数万円というところじゃないでしょうか。たいした罪ではないです。

それより私は「DJ SODAの騒動で納得しにくいこと—主催会社の責任とこれを日韓問題とすることへの疑問」に書いたように、自分らにはなんの責任もないようなツラをしている主催のTryHard JAPANに対する疑念が大きい。DJ SODAは、以降の処理をすべてTryHard JAPANに一任したということですが、警備もロクにできない会社に一任できるDJ SODAは、何が問題だったのかを究明し、今後に活かす気がないことを明らかにしたと言っていいでしょう。

その上、TryHard JAPANはイベント用の警備会社をやっていることも明らかになり、こんな無能かつ無責任極まりない会社に多額な公金が使われていることや維新との関係は徹底追求されるべきです。

しかし、住民の当然の権利である住民監査請求を「リーガルハラスメント」だとした勢力は、その追及をする資格を放棄しています。こいつらがこの件について追及しようとしたら、ダブスタぶりを笑ってやりましょう。

※2023年8月24日付「mbsNEWS

 

 

韓国人YouTuberの報告

 

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DJ SODAの騒動で納得しにくいこと—主催会社の責任とこれを日韓問題とすることへの疑問」で挙げたふたつの納得しがたい点のうちのひとつは主催の無責任さであり、もうひとつは個人の問題を国に拡大することです。

後者こそが私にとっては前菜であり、今回、韓国ではこの問題に対してとくに若い世代では冷ややかな人たちが多く、あくまでDJ SODAといういささか特殊なキャラの人が騒いでいるだけ、その乳を触った個人が悪いだけといったように、個人のトラブルとしてとらえている傾向が強いのです。

反日より半乳」の私としては、韓国の反日も日本の嫌韓もくだらないと思うし、韓国の反日に共振する日本人もくだらないのですが、今回は韓国の方が個人に留めている点に注目しています。

あれを書いた段階では気づいていなかったのですが、前に取り上げた韓国人YouTuberのジュジュさんがこれについての動画を出してました。

ライブ中継のアーカイブなので長いです。1時間ちょいありますが、後半は視聴者とのやりとりになるので、冒頭の10分を聴けばいいと思います。

 

 

 

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