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愛知大学リーグ選抜-中日ドラゴンズ二軍 観戦記(2024年8月18日)

8月18日にナゴヤ球場で行われた愛知大学リーグ選抜-中日二軍の観戦記です。
愛知大学リーグ選抜の投手陣がどういう投球を見せるか注目して観戦しました。
無観客試合でした。

※写真はらすかわさんにご提供いただきました。

愛知大学リーグ選抜
000010000|1 H1 E0
02000000X|2 H6 E2
中日

愛知大学リーグ選抜
高木(18)、樋口(21)、岩井(17)、原田(21)、高橋(18)、中村(18)、河野(18)、肥田(15)-森瀬、末田

中日
野中(212)、仲地(31)、福島(64)、加藤竜(96)、森山(213)-加藤匠、日渡

投手成績
愛知大学リーグ選抜
高木快大 1回 11球 被安打0 四球0 三振2 失点0

樋口新(千葉経済大附-愛工大 4年) 1回 20球 被安打3 四球0 三振1 失点2

岩井天斗 1回 17球 被安打1 四球0 三振2 失点0

原田暉大(名古屋国際-中部大 3年) 1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

高橋一壮(愛産大三河-東海学園大 4年) 1回 20球 被安打1 四球0 三振1 失点0

中村優斗1回 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0

河野優作(創志学園-愛知学院大 3年) 1回 21球 被安打0 四球1 三振1 失点0

肥田雄策(聖隷クリストファー-中部大 3年) 1回 8球 被安打0 四球0 三振1 失点0

中日

野中天翔 5回 49球 被安打1 四球1 三振1 失点1(自責点0)
仲地礼亜 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0
福島章太 1回 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0
加藤竜馬 1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0
森山暁生 1回 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
愛知大学リーグ選抜
8秋山(1)→8福森(8) 5水野(7)→H村木(10)→5中濱(22) 4桑原(10)→3 D清水智(1) 9朝岡(5)→H多和田(1)→9 3相原(25)→4友田(10) 7清水裕(1)→7渡辺(3) 2森瀬(22)→2末田(10) 6山蔭(13)→6浦川(24)

中日
8濵(37) 5津田(27) 3川上(218) D板山(63)→H星野(207) 7モニエル(220) 9三好(30) 4辻本(29) 6龍空(45) 2加藤匠(49)→2日渡(215)

(試合経過)

2回裏、ピッチャー交代、樋口。1死1塁から6番三好がタイムリー2ベース。2死2塁から8番龍空がタイムリー。中日が2点を先制。2-0
3回裏、ピッチャー交代、岩井。
4回裏、ピッチャー交代、原田。
5回表、1死1,2塁から7番清水裕の1ゴロで2塁封殺。そこから3塁へ投げた送球が悪送球となり、2塁ランナーが生還。2-1
5回裏、ピッチャー交代、高橋。
6回表、ピッチャー交代、仲地。
6回裏、ピッチャー交代、中村。
7回表、ピッチャー交代、福島。
7回裏、ピッチャー交代、河野。
8回表、ピッチャー交代、加藤竜。
8回裏、ピッチャー交代、肥田。
9回表、ピッチャー交代、森山。
中日二軍が勝ちました。

総評

愛知大学リーグ選抜は8人の投手が1イニングずつ登板。最後、中京大の安藤投手だけマウンドに上がれなかったのは気の毒でしたが・・・。監督が中京大の半田監督でしたし、保険という形にせざるを得なかったのでしょうね。

やはり目立ったのは中京大の高木投手と愛工大の中村投手。高木投手は球速こそ143㎞と目立たないのですが、プロの打者が対応しきれていない感じが目立っていました。やはりなかなか無い球質なのでしょうね。

そして中村投手はナゴヤ球場のガンで154㎞をマーク。去年が150㎞だったそうなので、しっかりと球速もあがっていますし、常時150㎞をマーク出来る球はやはりすごい。内野安打は許したものの、2奪三振と圧巻の内容でした。

樋口投手が2失点しましたが、それぞれの投手が持ち味を出しましたし、投手陣はレベルが高いなと改めて感じましたね。

打線は1安打に抑え込まれました。森瀬選手はセンター前に運ぶ当たりがあったのですが、1塁ランナーのスタートが遅れ、2塁アウトでのセンターゴロ。ちょっと気の毒でした。

ヒットを打ったのは朝岡選手。ライトからの肩でもみせてアピールしていましたね。
中日では仲地投手が復帰登板だったようですが、やはり素晴らしい球を投げていました。さすがドラ1になった投手だなと。

三好選手の2ベースも見事なあたりでした。やはり1軍でやっている選手は違うというのが分かります。

龍空選手の2エラーは気になりました。タイムリーもあったのですが・・・。プレーの軽さというのが気になりますね。

ピックアップ選手

中京大 高木 快大 投手(栄徳 3年)

先発して1イニングを三者凡退。2奪三振。球速は143㎞がMAXだったと思いますが、打者の反応が一番戸惑っている感じを受けたのが高木投手に対していた時でした。実際に前には打球が飛ばず。実戦力の高さを改めて感じた投球でした。

愛知工業大 中村 優斗 投手(諫早農 4年)

ナゴヤ球場で154㎞をマーク。圧倒的な球威を見せました。キャッチャーミットの音がやっぱり違うんですよね。モニエル選手がまっすぐにも変化球にも対応できなかった姿が印象的でした。

名城大 朝岡 慶 外野手(東邦 4年)

5回表にチーム初ヒットを放ち、1点に繋げました。積極的な姿勢が光りましたね。あと守備で肩の良さも見せました。

名城大 岩井 天斗 投手(享栄 4年)

3回裏にマウンドへ上がり、1安打を許すも2奪三振を奪いました。フォークの良さが光り、まっすぐが走ればもっと三振取れるだろうなと感じる投球でした。

愛工大 中村優斗 投手談話

(残り 1125文字/全文: 3326文字)

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