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豊川-桜丘 観戦記(2024年秋季東三河地区2次トーナメント)

8月19日に豊川Gで行われた豊川-桜丘の観戦記です。
東三河地区2次の決勝トーナメントとなり、勝てば県大会がシードとなる一戦。豊川の強さが目立つ試合になりました。

豊川
42060|12 H11 E0
00000|0 H1 E2
桜丘
(5回コールド)

豊川
平野(10)、皆川(17)、國島(13)-上江洲

桜丘
宮原(1)、澤田(16)、與儀(11)-井戸

投手成績

豊川
平野将馬 3回 34球 被安打0 四球1 三振2 失点0

皆川瑛翔 1回 8球 被安打1 四球0 三振0 失点0

國島渓杜(1年) 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

桜丘
宮原啓斗 1回1/3 43球 被安打3 四球2 三振1 失点6(自責点4)

澤田我暉(1年) 1回2/3 35球 被安打3 四球2 三振0 失点3

與儀優斗(2年) 2回 37球 被安打5 四球1 三振0 失点3

(出場選手)

豊川
8林優 9八木 2上江洲 3國立 5北田 7鈴木 4山本 6林朔 1平野(10)→1皆川(17)→H竹内(16)→1國島

桜丘
6河合 4川上 9福井 2井戸 7竹下 3浜口 5鈴木 1宮原→1澤田(16)→1與儀(11)→H佐野(14) 8土井

(試合経過)

1回表、1死満塁から5番北田が3点タイムリー3ベース。6番鈴木の2ゴロの間に1点。豊川が4点を先制。4-0
2回表、1死2塁から1番林優がタイムリー。1死2塁でピッチャー交代、澤田。2番八木がタイムリーエンタイトル2ベース。2点追加。6-0
4回表、無死1,2塁から2番八木がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、與儀。3番上江洲が2点タイムリー3ベース。4番國立が犠牲フライ。2死2,3塁から8番林朔が2点タイムリー2ベース。この回打者11人で6点を挙げコールド圏内に。12-0
4回裏、ピッチャー交代、皆川。2死から4番井戸が2ベース。これがチーム初ヒット。しかし後続が倒れ0点。
5回裏、ピッチャー交代、國島。
豊川が快勝。県大会シード権を獲得し、東三河地区2次トーナメント決勝進出を決めました。

総評

豊川の強さが目立った試合。1回表に満塁から5番北田選手の走者一掃の3点タイムリー3ベースと内野ゴロの間の1点で4点を先制すると、2回にも1番林優選手、2番八木選手のタイムリー長短打が出て6-0として試合を優位にします。

4回表にも打者一巡の猛攻で6点を取って5回コールド圏内にもっていき、3人の投手で0点に抑えて大勝となりました。

平野投手は143㎞をマークするなど、力のあるボールとカット等の変化球で3回をノーヒットピッチング。さすがの投球でした。

桜丘の宮原投手も130㎞台のまっすぐを投げていたのですが、豊川打線にはちょうど合ってしまった印象。リリーフも止めきれず大敗となりました。

夏から出ている選手が多いチームなので、もう少し豊川と競った試合になるかなと思いましたが・・・。

桜丘がどうこうというよりは豊川が強いなという印象。昨年の秋の時点での豊川よりも個々の選手の能力は高そう。特に打線。

これに中西投手、平野投手という2枚が健在なので、県大会でも優勝候補になりそうです。

ピックアップ選手

豊川 平野 将馬 投手(2年)

先発して3イニングを1四球でノーヒットピッチング。MAX143㎞。危なげない投球でした。ゴロアウトが多いタイプ。

豊川 林 優翔 外野手(2年)

1番センターで出場。3安打の猛打賞。広角に打てるし能力の高さが光る。

豊川 北田 真心 内野手(2年)

5番サードで出場。初回に満塁走者一掃の3点タイムリー3ベースを放ち、グッと流れを引き寄せた。2安打のマルチ。

豊川 皆川 瑛翔 投手(1年)

右のオーバーハンド。1年生ながら球が速く134㎞をマーク。これからが楽しみな投手。

桜丘 井戸 偲音 捕手(2年)

4番捕手で出場。4回にチーム唯一の安打を2ベースで放つ。捕手で主将。チームの要の選手。

桜丘 宮原 啓斗 投手(2年)

右のオーバーハンド。133㎞をマークするなど球威はある投手。ややボール先行で苦しい投球となっていました。

豊川 長谷川裕記 監督談話

(残り 531文字/全文: 2137文字)

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