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修文学院-誉 観戦記(2024年秋季尾張地区2次トーナメント)

8月22日に小牧球場で行われた第2試合、修文学院-誉の観戦記です。
修文学院の新チームは初なので、どんなチームか注目して観戦しました。

修文学院
000000000|0 H4 E3
30011001X|6 H11 E0

修文学院
中尾(1)、近田(10)-三浦


宮ノ腰(18)、モレチ(11)、南原(1)-尾崎

投手成績

修文学院
中尾真爽 6回 91球 被安打9 四球0 三振3 失点5(自責点3)

近田華之丞(2年) 2回 30球 被安打2 四球1 三振0 失点1


宮ノ腰和希(2年) 4回 81球 被安打4 四死球3 三振6 失点0

モレチアレシャンドレ 4回 59球 被安打0 四球0 三振7 失点0

南原誉蓮(2年) 1回 11球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)

修文学院
8石川 9村松 2三浦 3頼藤→H佐藤(20)→7鈴木(12) 4マリアリ 7千田(6)→3 6武藤(5) 1中尾→H小林(14)→1近田(10) 5板津(13)


5山口 8根間 7西村1→7関口(17) 3平松→H堀井(13)→3浅野(15) 9山内(20)→H中村(9)→9 4原口→4黒田(14) 6山本 2尾﨑 1宮ノ腰(18)→H今枝(16)→1モレチ(11)→H深川(12)→1南原(1)

(試合経過)

1回裏、1死2,3塁から4番平松が2点タイムリー。更に2死1,2塁からタイムリーエラーで1点。誉が3点を先制。3-0
4回裏、2死3塁から代打今枝がタイムリー。4-0
5回表、ピッチャー交代、モレチ。
5回裏、1死2,3塁から6番黒田の2ゴロの間に1点。5-0
7回裏、ピッチャー交代、近田。
8回裏、1死1,2塁から代打深川のライト線に落ちるタイムリー。6-0
9回表、ピッチャー交代、南原。
誉が勝って決勝進出を決めました。

総評

修文学院は一期生がこの夏で引退。新チームとなったことで新しい歴史がスタートしたと言っていいと思う状況ですが、その中でしっかりと県大会進出を決め、2次トーナメントでも準決勝に進出して破れたものの3位。こういう少しずつ成績を上げてきているのは立派というかすごいことですよね。

この試合については3回に1死満塁、4回に2死満塁のチャンスがあったので、ここで点が取れていれば違った展開に持ち込めたと思いますが・・・。そこは誉が上手だったという形。

それでもコールド負けは回避していますし、2回以降は失点は最少失点で食い止めている。地力はついてきているなと感じます。投手陣はコントロール中心で打たせて取るタイプですが、ここが踏ん張れれば県大会でも上位進出できるかも。

誉は矢幡監督が開口一番「ワーストの試合でした」とおっしゃっていました。なかなか修文学院の投手陣の速くない球に合わせにいってあわないという打席が多く、初回の3点はともかく、それ以降に攻めきれない。毎回ランナーを出していただけに不満の残る試合となってしまった。

そんな中で収穫はモレチ投手。この日は4イニングをパーフェクト。まっすぐもチームのガンで140㎞があったそうで、ボールの勢いは一番あったように思います。

最後に投げた南原投手も切れがあり、1イニングで2奪三振。投手陣はやはりいい投手がいるなと感じました。

誉はシード権を確保。ただ、抽選が終わらないとなかなか見えてこない大会になりそうな秋。チームを少しでもいい状態で本番を迎えたいですね。

ピックアップ選手

修文学院 石川 颯雅 外野手(2年)

1番センターで出場。内野安打を含む2安打で足の速さと打撃センスはかなりのレベル。

修文学院 中尾 真爽 投手(2年)

先発して6回を5失点。エラー絡みで4失点でしたので、緩急を使って誉打線を上手く翻弄していました。

修文学院 村松 泰知 外野手(1年)

2番ライトで出場。1安打、1犠打と仕事を果たす。

誉 モレチ アレシャンドレ 投手(2年)

5回からマウンドへ。8回までパーフェクト。途中4者連続を含む7奪三振という結果を残す。スライダーを中心に組み立てて、要所でのまっすぐも走っていました。

誉 尾崎 蒼太 捕手(2年)

8番捕手で出場。3塁打を含む2安打のマルチ。肩もまずまず。

誉 山口 蓮王 内野手(2年)

1番サードで出場。2安打のマルチでチャンスメイク。

誉 矢幡監督、修文学院 唐井監督 談話
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